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大学生のうちにピースボートで世界一周をしたいけれど、休学や費用、就職活動はどうすればいいのか。ピースボートデッキのインタビュー25本(非掲載含む)から、大学在学中に乗船した8人の発言を集計し、学業との両立の方法、乗る前のハードル、帰国後の変化をまとめました。
この記事はこんな方におすすめ
大学生のうちにピースボートで世界一周をしたい方
休学するか、長期休暇を使うかで迷っている方
大学への説明や休学の手続きが不安な方
学生でも費用を準備できるのか知りたい方
就職活動への影響が気になる方
※本記事は、2016年〜2023年にピースボートデッキが取材したインタビュー(非掲載含む)をもとにしています。発言は当時のクルーズ(第45回〜第101回)での体験で、現在の船・料金・制度とは異なる場合があります。最新の情報は公式サイトでご確認ください。
インタビューに登場した乗船経験者25人のうち、大学在学中に乗船したのは8人でした。そのうち5人は休学して乗船し、2人は夏休みや冬休みの期間を使って乗船しています。
休学して乗船したのは、梶浦さん、古池さん、日向さん、和田さん、鷲見さんの5人です。休学の期間は、大学の後期だけ、半年、1年とさまざまでした。室井さんは大学1年の冬休みに、相川さんは夏休みから学期始めにかけてのクルーズに乗船しており、休学はしていません。熊本さんは、インタビューの中で休学の有無に触れていませんでした。
名前 | 乗船したときの状況 | 乗船したクルーズ | インタビュー当時 |
|---|---|---|---|
梶浦崇志さん | 大学4年で後期を休学 | 第52回 | 会社員 |
室井舞花さん | 大学1年の冬休みに乗船(18歳) | 第52回 | ピースボートスタッフ |
相川怜美さん | 在学中、夏のクルーズに乗船 | 第70回 | 小学校教諭 |
日向洋喜さん | 在学中に休学して乗船 | 第79回 | NPO法人代表理事 |
熊本海斗さん | 大学生のときに乗船 | 第88回 | アルバイト・世界旅行を計画中 |
古池祐二郎さん | 大学2年の秋学期から1年休学 | 第101回 | 大学生 |
和田莞太朗さん | 大学3年で半年休学 | 第101回 | 大学生 |
鷲見萌夏さん | 1年休学して乗船 | — | メディア関連企業勤務 |
8人の発言から、乗る前に直面したハードルを編集部が分類しました。
費用の工面と、就職活動・進路への不安がそれぞれ3人、大学への説明や休学の許可が2人でした。
休学が一般的ではない学部では、教授の理解を得るのに苦労したという声がありました。寄港地でどんな学びを得るのかをレポートにまとめて、休学の許可をもらった人もいます。
乗船者の声
「僕の場合は明確な目的があって休学しようとしていたのに、教授とかにも「結局遊びに行きたいんでしょ?」みたいに言われちゃいましたね。休学許可をもらうために「この寄港地でこんなツアーに参加してこういう学びを……」みたいな事前レポート書いたり。説得するのが結構大変でした(笑)」
── 日向洋喜さん(NPO法人代表理事/第79回クルーズ乗船)
乗船者の声
「私の通う教育学部は休学が一般的ではなかったので、教授に「そんなの前例がない!」と怒られました。「これから前例を作るんです!」って言い返したんですけどね(笑)。(結果、夏クルーズ(夏休みの期間+学期始め)だったので、授業はなんとかなりました!)」
── 相川怜美さん(小学校教諭/第70回クルーズ乗船)
費用は、アルバイトとボランティアスタッフの割引を組み合わせて準備した人が目立ちました。
乗船者の声
「授業・ポスター貼り・アルバイトを並行してやらなければならなかったことですかね。大学に通いながら、「半年で99万円分割引を貯める!」と意気込んだのはいいものの、ポスター貼りの割引以外に、自分が持っていくお小遣いも貯める必要があったので、アルバイトも頑張っていました。結果的に99万円分の割引を達成することができましたが、その半年間はすごく苦労しました。」
── 和田莞太朗さん(大学生/第101回クルーズ乗船)
就職活動の時期と重なることへの迷いもありました。乗る前は「失敗したくない」と考えていた人が、乗船後に考え方を変えた例もあります。
乗船者の声
「乗る前はたぶん誰よりも就活は『失敗したくない』と思ってたんですよ。だから大学2年の頃から企業分析を始めて、早い段階で就職のために動いたんです。でも今、船を降りてから思うのは、まだこの歳なら失敗してもいいんだということです」
── 熊本海斗さん(第88回クルーズ乗船)
8人が乗船を決めたきっかけは、「大学生活を変えたい」「教員になる前に世界を見たい」など、それぞれの目的がはっきりしていました。
乗船者の声
「大学2年生の時に、授業で就職活動で使うエントリーシートを書く練習をする機会があったんです。そこで、これまで頑張ってきたこととかを書いたりするんですけど、中々進まなくて。改めて自分の人生を振り返った時に、「何かに熱中してやり遂げた経験がないな」って思ったんです。大学にも単位を貰うためだけに通っていたので、そんな状況を変えたい!と思ったのがきっかけです。」
── 和田莞太朗さん(大学生/第101回クルーズ乗船)
乗船者の声
「先生になるのは昔からの夢でした。先生として世界のことを子どもに教えるときに、自分が実際に世界を見ているのと見ていないのだと、伝えられることが変わると思って。より良い先生になるためのステップアップとして大学生のうちに世界を見に行こうと決めました。」
── 日向洋喜さん(NPO法人代表理事/第79回クルーズ乗船)
帰国後は、大学での学びに意欲的になった人や、自分の意志で進路を選べるようになった人がいました。
乗船者の声
「余談なんですけど帰ってきてから、すごく勉強意欲が湧いて、講義をまじめに受けるようになったり、以前の授業でもらった資料とかめちゃくちゃ読み返しました(笑) -現役大学生が選ぶ!世界一周、寄港地ベスト5!!」
── 古池祐二郎さん(大学生/第101回クルーズ乗船)
乗船者の声
「僕の通っている大学の学科は公務員になるための学科なので、それまでは卒業したら公務員になって働いているのかな…と言う感じで漠然としか将来のことを考えていませんでした。ですが地球一周を経て、必ずしも決められた道に行く必要はないと思いましたし、仮に公務員になるとしても、自分の意志を持って選択することができるようになったと思います。」
── 和田莞太朗さん(大学生/第101回クルーズ乗船)
乗船者の声
「大学を1年お休みして、104日間船に乗るって、おそらくそれなりに失っているものもあると思うんです。乗船費用のためにめちゃくちゃバイトしてた時間とか、休学せず1年前に就職してたら、とか。けど、それ以上に得るものがあった。」
── 鷲見萌夏さん(大学を休学して乗船)
大学在学中に乗船した8人のうち5人は休学し、2人は長期休暇を使って乗船していました。乗る前のハードルとして多かったのは、費用の工面と就職活動・進路への不安で、大学への説明に苦労した人もいます。費用はアルバイトとボランティアスタッフの割引を組み合わせ、大学には目的を伝えて理解を得る、という形で乗り越えた人が多く見られました。帰国後に学ぶ意欲が高まった人や、自分で進路を選べるようになった人もいます。大学のスケジュールと費用の計画を立てるところから始めてみてください。
A:今回のインタビューでは、大学在学中に乗船した8人のうち5人が休学していましたが、2人は夏休みや冬休みを使って乗船していました。クルーズの時期と大学のスケジュールを照らし合わせて検討できます。
A:寄港地で何を学ぶのかを事前レポートにまとめて、教授を説得した人がいました。休学が一般的でない学部では、説明に苦労したという声もあります。
A:アルバイトと、ボランティアスタッフとしてポスター貼りをして貯める割引を組み合わせた人が目立ちました。割引の金額や条件は時期によって異なるため、最新の情報は公式サイトでご確認ください。
A:乗る前は就職活動への影響を気にしていたものの、乗船後に「まだ失敗してもいい」と考えが変わった人や、自分の意志で進路を選べるようになった人がいました。
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2029年12月出航
第126回クルーズ
ピースボート地球一周の船旅 2027年4月 Voyage126
春に出航し、アジアから地中海、ヨーロッパ、北中米へとめぐる全108日間の世界一周クルーズ。ヨルダンやサントリーニ島、ロンドン、バンクーバーなど多彩な港を訪れ、ソグネフィヨルドやアラスカフィヨルドでは大自然の絶景を満喫します。旅行のベストシーズンといわれる初夏には、地中海から北欧まで数々の世界遺産と出会う航路へ。季節が織りなす風景とともに、まだ見ぬ世界を体感する船の旅です。
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