更新日:2026/10/26

ピースボートクルーズの航路を比較|Voyage121〜123の寄港地の特色と目的別の選び方

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世界一周クルーズを検討するとき、最初の大きな分かれ道となるのが航路選びです。ピースボートクルーズでは年3回を目安に、それぞれ異なる地域を重点的にめぐる航路を展開しています。本記事では、直近3回のコースを比較し、あなたの旅の目的にもっとも近い一本を選ぶための判断軸を整理します。

この記事はこんな方におすすめ

  • ピースボートの世界一周航路の違いを比べたい方

  • マチュピチュやイースター島など、行きたい寄港地から航路を選びたい方

  • アフリカや北欧など、訪れる地域の特色を知りたい方

  • 出航時期と現地の季節の関係を確認したい方

  • 寄港地の変更や抜港のリスクも知っておきたい方

※各料金や案内は記事作成の調査時点のものです。回次・在庫・割引適用・為替などで金額は変動します。詳細は公式サイトで最新の情報をご確認ください。

ピースボートの世界一周航路の基本構造

結論:年3回を目安に、重点地域が異なる世界一周航路が用意されています。

ピースボートクルーズの世界一周は、年に3回を目安に、それぞれ異なる地域に重点を置く航路が設定されています。1983年の初出航以来、100回を超える実施実績があり、のべ9万人以上が乗船し、200以上の港を訪問してきました。

航海期間はおおむね100〜110日間で、地球一周に相当する約4万kmを航行します。寄港地の数は回次により異なりますが、一般的な目安として20前後の港を訪れます。例として、第118回は17寄港地・16カ国でした。

各寄港地での滞在は1〜3日程度が一般的です。出港時刻が決まっているため、観光先を絞った名所巡りの形になりやすく、1都市を深く掘り下げるよりも、主要スポットを着実に押さえる旅と捉えるのが現実的です。

要点

  • 年3回を目安に、重点地域の異なる世界一周クルーズを実施

  • 航海期間は約100〜110日間、航行距離は約4万km

  • 寄港地数は20前後、各寄港地での滞在は1〜3日程度

  • 100回を超える実施実績、のべ9万人以上の乗船、200港以上の訪問実績

文化・自然・出航時期で選ぶ目的別の航路

結論:文化的関心と自然の好み、出航時期の3軸を組み合わせると、自分に合う航路が絞り込めます。

文化・歴史への関心で選ぶ場合、古代文明に触れたいならマチュピチュ(カヤオ)やイースター島を含むVoyage122、西洋文明の源流に触れたいならヨーロッパ主要都市をめぐるVoyage123、現代アフリカの多様性に関心があるならVoyage121が選択肢に入ります。

自然景観では、氷河やフィヨルドを楽しみたい場合はVoyage123(ノルウェーフィヨルド、アイスランド、アラスカ)、南米最南部の氷河地形を望むならVoyage122(パタゴニアフィヨルド遊覧)、熱帯・亜熱帯の自然を感じたい場合はVoyage122の南太平洋の島々やブラジルの熱帯文化、Voyage121のアフリカ大陸が候補になります。

出航時期と訪問地の気候の関係も決め手になります。Voyage121は8月出航でアフリカの乾季、Voyage122は12月出航で南半球の夏、Voyage123は4月出航で欧州の春〜初夏が主な体験期間となります。

比較表

比較軸

Voyage121

Voyage122

Voyage123

出航時期

2025年8月

2025年12月

2026年4月

航海期間

109日間

107日間

107日間

重点地域

アフリカ・中南米・南太平洋

南太平洋・南米・アフリカ

アフリカ・ヨーロッパ・アラスカ

象徴的な寄港地

ケープタウン・パナマ運河・イースター島

イースター島・リオデジャネイロ・パタゴニア

ベルゲン・レイキャビク・アラスカ

要点

  • 古代文明はVoyage122、西洋文明はVoyage123、現代アフリカはVoyage121が候補

  • 氷河・極地景観はVoyage123、南米最南部の氷河はVoyage122

  • 出航時期で訪問地の季節と体験が大きく変わる

Voyage121は南アフリカ2港とモーリシャスなどを訪問

結論:南アフリカ2港を含み、アフリカ大陸と中南米、南太平洋の島々を一度に体験できる航路です。

第121回ピースボートクルーズ地球一周の船旅(アフリカ・中南米・南太平洋コース)は、2025年8月出航の109日間の航海として実施されています。主な寄港地は、深圳、シンガポール、ポートルイス(モーリシャス)、ケープタウン(南アフリカ)、ポートエリザベス(南アフリカ)、テネリフェ島(カナリア諸島)、リバプール、レイキャビク、ニューヨーク、モンテゴベイ、クリストバル(パナマ運河通航)、カヤオ(ペルー)、ラパヌイ(イースター島)、パペーテ(タヒチ)、ホノルル、ナウィリウィリです。

最大の特徴は、南アフリカ共和国への複数寄港です。ケープタウンとポートエリザベスの両都市に寄港することで、観光地としての側面だけでなく、現代アフリカの多様性や歴史的背景を多角的に体験できる機会が広がります。ケープタウンはテーブルマウンテンなどの自然景観と都市文化の両方を、ポートエリザベスでは港町としての落ち着いた日常風景に触れられます。

モーリシャスのポートルイスでは、アフリカ系・インド系・中国系・ヨーロッパ系の住民が共存するインド洋島嶼国家ならではの多民族文化に出会えます。後半の中南米・南太平洋では、パナマ運河通航、マチュピチュへのアクセス拠点であるカヤオ、モアイ像で知られるイースター島、タヒチ、ハワイと、象徴的な寄港地が連続します。

要点

  • 南アフリカ共和国に2港寄港(ケープタウン、ポートエリザベス)

  • モーリシャスでインド洋島嶼国家の多民族文化を体験

  • パナマ運河通航やイースター島、タヒチなど南太平洋の名所も含む

  • 8月出航で、アフリカは乾季の時期に重なる

乗船者の声

「裕子さん:寄港地ではナミビアが一番印象的でしたね。南アフリカのケープタウンから約300kmかけて、ナミブの赤い砂漠を目指すんです。」

── 岸本祥克さん・岸本裕子さん(福島県 / 74歳・73歳)

インタビュー全文を読む(ピースボートクルーズ公式サイト)

Voyage122はイースター島やマチュピチュへ

結論:南太平洋の島々から南米大陸、そしてアフリカ南部まで、南半球の夏をめぐる航路です。

第122回ピースボートクルーズ地球一周の船旅(南太平洋・南米・アフリカコース)は、2025年12月出航、神戸・横浜発着の107日間で実施されています。寄港地は、ホノルル、パペーテ、ラパヌイ(イースター島)、カヤオ、バルパライソ、パタゴニアフィヨルド遊覧、プンタアレナス、ウシュアイア、プエルトマドリン、ブエノスアイレス、モンテビデオ、サントス、リオデジャネイロ、ウォルビスベイ、ケープタウン、ポートエリザベス、トアマシナ、ポートルイス、シンガポール、基隆などです。

南米では、ペルーのカヤオ(リマ近郊)からマチュピチュへのアクセスが可能で、アルゼンチンのブエノスアイレスやブラジルのサントス・リオデジャネイロなど、南米大陸の主要都市をまとめて訪れられます。南端のウシュアイアは「世界の果て」と呼ばれる港町、パタゴニアフィヨルドは氷河地形を海から眺める遊覧ルートとして知られています。

チリ領のイースター島(ラパヌイ)は、太平洋上の孤島という地理的条件から独自のポリネシア文化が発達した地で、このコースのハイライトの一つとなります。後半はアフリカ南部のウォルビスベイ(ナミビア)、ケープタウン、ポートエリザベスを経由し、インド洋のマダガスカル(トアマシナ)、モーリシャスを通って帰港します。

要点

  • 南太平洋の島々と南米大陸を横断的にめぐる航路

  • イースター島、マチュピチュ(カヤオ経由)、リオデジャネイロなど象徴的スポット

  • パタゴニアフィヨルド遊覧で南米最南部の氷河地形を船上から眺められる

  • 12月出航で、南半球は夏季に重なる

乗船者の声

「初めて乗船したときはマチュピチュ遺跡やイグアスの滝に行きましたし、南極やパタゴニアにも行きました。」

── 越智久美さん(愛媛県 / 71歳)

インタビュー全文を読む(ピースボートクルーズ公式サイト)

Voyage123は北欧フィヨルドからアラスカへ

結論:アフリカ南部からヨーロッパ、そして北極圏・アラスカまで、北半球の夏をめぐる航路です。

第123回ピースボートクルーズ地球一周の船旅(アフリカ・ヨーロッパ&アラスカコース)は、2026年4月出航の107日間で実施予定です。寄港地は、香港、シンガポール、ポートルイス、ポートエリザベス、ケープタウン、テネリフェ島(カナリア諸島)、ポルト、ル・アーブル、ゼーブルージュ、アムステルダム、ベルゲン、レイキャビク、ニューヨーク、モンテゴベイ、クリストバル、プエルトケツァル、マンサニージョ、バンクーバー、ウィッティア[アンカレッジ]などです。

ヨーロッパでは、ポルトガルのポルト、フランスのル・アーブル(パリ方面へのアクセス)、ベルギーのゼーブルージュ(ブルージュ方面)、オランダのアムステルダム、ノルウェーのベルゲンと、西欧から北欧にかけての主要都市を連続して訪れます。ベルゲンはノルウェーフィヨルド観光の玄関口、アイスランドのレイキャビクは北極圏に近い首都として、自然景観と独自文化の両面で見どころがあります。

後半はニューヨークを経て、カリブ海から中米、そしてパナマを抜け、北米西岸のバンクーバーを経由してアラスカ(ウィッティア/アンカレッジ)で下船・乗船が可能です。アラスカ付近では氷河地形や野生動物の生息地に近づき、船旅ならではの自然景観を望めます。

要点

  • アフリカ南部を経てヨーロッパ西岸〜北欧へ至る航路

  • ノルウェーフィヨルドやアイスランドなど、北部ヨーロッパの自然と文化を体験

  • 北米東西岸(ニューヨーク、バンクーバー)と北中米(カリブ海)を横断

  • 終着近くでアラスカ方面に達し、氷河景観と極地の夏を望める

  • 4月出航で、ヨーロッパはベストシーズンに入る時期に重なる

乗船者の声

「北欧5か国を回るというのに惹かれました。北欧が5か国あることも知らなかったし、なかなか行ける場所でもないですし。それにフィヨルドや二大運河もまとめて行けると聞いて、ポイントはここだなと。」

── 小池信之さん(福島県 / 69歳)

インタビュー全文を読む(ピースボートクルーズ公式サイト)

各航路の共通ルートと季節による違い

結論:航路ごとに地域は変わりますが、太平洋の中継地や運河通航、フィヨルド遊覧は各コースに共通してみられる要素です。

世界一周航路には、ハワイ(ホノルル、ナウィリウィリ)のように太平洋航行の中継地として多くの航路で組み込まれる港があります。パナマ運河やスエズ運河の通航、フィヨルド遊覧など、長期航海ならではのスケール感のある航程も、コースにより形を変えて繰り返し登場します。

季節の考え方も航路選択に直結します。8月出航(Voyage121)はアフリカが乾季の時期にあたり、南半球は冬季となります。12月出航(Voyage122)は南半球が夏季で、南米は暖かい時期にめぐれます。4月出航(Voyage123)はヨーロッパが春から夏のベストシーズンを迎える時期と重なります。

長期航海では、熱帯から亜寒帯まで多様な気候に対応する服装が必要になります。体温調節しやすい羽織もの(カーディガン、パーカー、ウィンドブレーカー等)や、歩きやすいスニーカーの複数常備が一般的です。衣類の目安は10〜14日分を準備しておくと安心です。

要点

  • ハワイなど、太平洋航行の中継地として多くの航路に共通する寄港地がある

  • パナマ運河やフィヨルド遊覧は、コースによって形を変えて登場

  • 出航時期により、訪問地域の季節と文化行事のタイミングが変わる

  • 衣類は10〜14日分を目安に、寒暖差に備えた準備が必要

まとめ:ピースボートの航路は文化・自然・時期の3つで選ぶ

ピースボートクルーズの航路選びは、訪問する文化圏・自然景観・出航時期の3軸で検討するのが近道です。

ピースボートクルーズの世界一周は、単に多くの国を訪れる旅ではなく、回ごとに異なる文化圏と自然環境を重点的に体験する設計が特徴です。Voyage121は現代アフリカの多様性と南太平洋、Voyage122は古代文明と南米・島嶼文化、Voyage123は西洋文明の源流と北極圏・アラスカの自然という具合に、それぞれのコースに明確な個性があります。

どの航路を選ぶかは、文化・歴史への関心、自然景観の好み、旅行時期という3つの軸の掛け合わせで決まります。約100〜110日間の長期航海は、一度の旅で世界の多様性を包括的に体験できる希少な機会です。航路選択に迷った場合は、ピースボートクルーズの公式サイトや船旅説明会で最新の詳細を確認し、ご自身の目的に合ったコースを選択されることをおすすめします。

ピースボートクルーズは年3回を目安に、重点地域が異なる世界一周航路をコーディネートしています。各コースの寄港地と出航時期を比べて、旅の目的に合う一本を選べます。

ピースボートの航路・寄港地についてよくある質問

Q1:航路ごとに寄港地の数は違う?

A: 寄港地数は回次により異なりますが、目安としては20寄港地程度です。過去の例では第118回は17寄港地・16カ国でした。各寄港地での滞在時間は1〜3日程度が一般的です。

Q2:航路によって料金は変わる?

A: 基本的な料金体系は回次により変動しますが、寄港地の構成によってビザ取得費用や現地ツアーの料金が変わります。具体的な料金については、公式サイトで最新の情報をご確認ください。

Q3:天候や情勢で寄港地が変わることはある?

A: 天候や現地事情の影響により、入出港日時の変更や寄港地の省略(抜港)が発生する場合があります。また、本船が沖合に停泊し、テンダーボートを使用して上陸する寄港地では、気象条件によって上陸できないこともあります。いずれも安全性を最優先とした判断です。

Q4:途中から参加したり、途中で下船したりできる?

A: ピースボートクルーズでは全行程参加が基本です。特別な事情がある場合の取り扱いは個別の相談が必要ですので、詳細は公式窓口にご確認ください。

Q5:航路によって船内のサービスは違う?

A: 基本的な船内設備やサービスは共通していますが、航路ごとに企画される特別イベントや水先案内人による講座は内容が変わる場合があります。訪問地域に関連する文化講座や語学レッスンなど、各航路の特色に合わせたプログラムが用意されます。

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