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コラム
2020/09/25
ついに卒業!?ピースボートデッキでのインターンを振り返ってみた。

皆さんこんにちは、ドゥージローです!夏も終わりなんだか肌寒くなってきましたね。
突然ですが、本記事を持って、私古池祐二郎はピースボートデッキのインターンシップを卒業します!!振り返れば、インターンを始めて早11ヶ月…あっという間に過ぎました。
今回の記事では、私がどういった経緯でこのピースボートでのインターンを始めることになったのか、実際にやってみてどう感じたのかなど、過去の記事も紹介しながら振り返っていきたいと思います。

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※エジプトでの1枚です。スフィンクスになりきってます。

地球一周を経て


私が乗船したのは、第101回地球一周クルーズ。5大陸を回る!皆既日食が見れる!というテーマのクルーズでした。
地球一周は私にとって、夢のような100日間でした。本当に楽しかった。特に、ピースボートのスタッフの方々は、皆生き生きと仕事をしていて自分も将来こんなふうに働きたいなと思いました(もちろん仕事なので辛いこともあると思います)。そんなスタッフの姿に惹かれる人も多く、船を降りてピースボートスタッフになった友達も何人かいました。
自分はというと、すごく楽しそうだなあとは思いつつも大学生だし働くのはまだまだ先だなと将来については楽観的に考えていました。しかし、「降りたらスタッフになる!」と宣言している友達を見ると、こんな楽しい人たちや団体と降りてから何も関わりがなくなるのも寂しいと感じる自分もいました。そんな気持ちを、当時101回に乗っていたスタッフに呟いたりしていたところ、自分と似たような事を呟いている大学生がいました。それが、現在一緒にピースボートでインターンをしている鷲見萌夏さんです。
⭐️【面白いことが大好きな現役大学生がピースボートに乗って気づいたこと】

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救世主『弥一さん』!?インターンを始めることになったきっかけ


そんな私たちの声を聞きつけて、インターンをするきっかけを作ってくれたのが、スタッフの弥一さん(本名:磯部弥一良さん)でした。101回にも乗船していた弥一さんは、スタッフ歴数十年の大ベテラン。そんな弥一さんが、大学生でもピースボート内でできる仕事はないかと奔走し見つけてくれたのが、このピースボートデッキの編集の仕事。インターンシップなんて全く前例のないピースボートデッキチームだったそうですが、「この機会にやってみよう」ということで新しく始めることになったそうです。このフットワークの軽さも、さすがピースボート!って感じですね。
私も鷲見さんも船内の新聞チームとして記事を書いていたこともあり(鷲見さんに至っては現役でライターもしていた)、二つ返事で受けることになりました。当時は「リモートで仕事?かっけえ!」と1人感動していた記憶があります。
⭐️弥一さんも登場!【船で世界一周!カバンの中身はなんだろな】

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※右が弥一さんです。

実際にピースボートのインターンをやってみて


「地球一周中に新聞チームで記事を書いていた」とは言ったものの、公式の場で文章など書いたことがなかった私にとって、慣れるまでは、なかなか苦労しました(もちろん今もしてます)。公式のメディアなので、過激な言葉や内容はもちろんNG。著作権などに関しては特に気をつけます。そんなことも知らずに、ただ楽しく文章書けばいいんだと思ってた自分にとって、完成した記事に物凄い数のフィードバックがついていた時には、思わず悲鳴を上げてしまいました(笑)。
それでも、こんな機会などあまりない!とポジティブに捉え何度も修正を繰り返し、始めての記事が無事アップデートできた時にはすごく感動したことを今でも覚えています。
⭐️【現役大学生が選ぶ!世界一周、寄港地ベスト5!!】

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インターンを通して得たもの


では、実際にピースボートのインターンを通じてどんな成長があったのか。私は、このインターンを通じて得たものは大きく分けて3つあると思います。

1.ライター力
大まかにライター力と書きましたが、もっと具体的にいうなら文章力・取材力の2つに分けられると思います(ピースボートデッキでは、コラムとインタビューの2種類の記事を書いていました)。
文章力に関しては、とにかく記事を書いては校正やフィードバックを繰り返しして貰ったおかげで、すごく鍛えられました。最初の方の記事では、内容はもちろん文章の書き方や流れについても指摘されていましたが、最近では内容にフォーカスしたフィードバックが主になったこともあり、自分でも文章力は大きく伸びたと感じます。
取材力に関しては、インタビューする機会をたくさん頂いたおかげもあり、回数を重ねるにつれ、その人の良さを引き出せるような質問をその場で考えながらインタビューできるようになったと思います。
⭐️初めての取材記事!【シンガポール、そしてバンコク。国を超えて教育者であり続ける理由。】

2.webについての体系的な知識
インターンを始めた当初の私は、「WordPress? SEO?アナリティクス?」と、とにかく訳のわからない用語にチンプンカンプンでした。たまに見る「ブログで稼げます!」といった言葉を見ても、胡散臭いとしか思えなかったので、web関係にはとことん無関心な私でしたが、ピースボートデッキのメンバーが、毎回のミーティングで詳しく解説をしてくれたり、その度に丁寧に教えてくれたおかげで、webについての体系的な知識はついたのではないかと思います。
3.ピースボートに関しての深い理解
ピースボートの良さを伝えるのに、ピースボートのことを知らなければ何も始まらない!ということで、まずはピースボートのことを知る必要がありました。例えばピースボートの歴史や、ピースボートが行っている活動など、乗客として参加した地球一周クルーズでは知らないピースボートをインターンを通じてたくさん知ることができたと思います。また、記事を書くにあたって、様々なスタッフの方々と関わる機会があり、その度にピースボートについての新しい発見がありました。まだまだ知らないことはたくさんあるかもしれませんが、以前よりも確実にピースボートの魅力を伝えられるようになったと思います。
⭐️【ピースボートスタッフに聞いた!地球一周をひとことで表すなら?】

終わりに


この11ヶ月間、本当にたくさんの出会いと学びがありました。楽しいことばかりではなく、一時はどうなるかと冷や冷やしたこともありましたが、ピースボートデッキの仲間たちに支えられてなんとかやってこれました。インターンは卒業しますが、これからも何らかの形でピースボートに関わっていけたらいいなと思っています。
そして、ピースボートデッキの活躍を心から応援しています!
本当にありがとうございました!

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(文/古池 祐二郎 写真/古池 祐二郎)
PROFILE
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古池 祐二郎(ピースボートデッキ学生インターン)
1998年生まれ。大分県出身。慶應義塾大学環境情報学部在学中。
フィリピンに留学した後、ポスター貼りで全額割引を貯め、101回ピースボートクルーズで地球一周へ。
帰ってきてからも、「地球一周の良さをもっと若者に知って欲しい」という思いから、学生の傍ら、本サイト「PEACE BOAT DECK」のインターンとして編集を務める。


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