ビースボートの船旅であちこち迷走したHinataの旅物語、「Peace on the Boat trip」。
笑いありハプニングあり、ちょっと不思議でほんわか緩まるHinataワールドへようこそ。
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色んな意味で南国を体感・本気の?リゾートアイランド
「ザ・南国トロピカルリゾート」って感じのバハマ。青い空、白い雲、どこまでも広がるターコイズブルーの海…とってもご機嫌なリゾートアイランドだ。
大型客船が停泊できるナッソーの港は、同時に何隻停まっても問題ない程に広々とした空間を持ち合わせている。この日は私たちの船を合わせて5隻の大型観光船が横に並んで停泊してた。
世界各国からの豪華客船はやっぱ大きい!私たちの船が「ベビーシップ」って呼ばれちゃうくらいだからその大きさには度肝を抜かれてしまう。
ナッソーの港から一歩出ると、すぐそこに街があって賑わっていた。ヨーロッパ寄港が続いてからここに着くとかなりのギャップだ。風景の色も違うし、街にいる大半の観光客は白人さん、街の店員さんがほぼ黒人さんだったんだ。
ヨーロッパの街中から一転して真逆の世界。住民の比率からいうと当たり前の風景ではあるんだけどさ。予備知識がなくそんな突然の大逆転の展開を味わったから、そのギャップの大きさに驚きながらも世界ってホント面白いって思ったよ。
ここではあまりアジア系の人たちは見かけない。人口比率がアフリカ系85%、欧州系白人12%、アジア系及びヒスパニック系3%っていう風になっているんだって。
ここでの元々の先住民族は全滅しているらしいので、アフリカから奴隷として連れてこられた人々の末裔が、バハマの主な住人として今もここに住んでいるということなんだろう。国ごとに違う人々のカラーは、様々な歴史的背景の表れでもあるんだ。
ナッソーの街自体は案外こじんまりしていて、お店のある辺りは半日もあれば歩いて充分まわれる感じだ。警察の建物がペパーミントグリーンで爽やか、日本の警察とはかなり雰囲気が違ってる。お洒落だなぁって思いきや、バハマではどうやら公共機関の建物は色が決まってるみたいでさ。
ベビーピンクが政府機関、レモンイエローが学校などの教育機関などなど。そういえば、バハマには番地ってものがないんだって。道の名前や地域の名称はあるらしいんだけど…お手紙とかどうやって届くんだろう、謎だよね。