ビースボートの船旅であちこち迷走したHinataの旅物語、「Peace on the Boat trip」。
笑いありハプニングあり、ちょっと不思議でほんわか緩まるHinataワールドへようこそ。
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アバンギャルドに煙もモクモク・噂の自由な民主主義とは?
オランダといえば?もちろんチューリップに水車でしょうって、私はそう思ってたんだけどさ。実際に行ってみてそのメルヘンなイメージは根底から覆されたんだ、オランダって、何ともびっくりな国なんだよ。
首都アムステルダムに到着した。ここもベルギーと同じく運河の街なんだ。道と並行して川があちこちに流れてはいるんだけど、運河のイメージは前回のベルギーと違って「べネツィア」というより「道頓堀」寄りかな、とにかくやたらと人が多い。
古い良さを残しつつも近代的にアレンジされた街中は、路面電車も地下鉄も、車も馬車も自転車も、道に歩く人も入り混じってて。交通網が網目のようにあれこれ交差している混沌具合に驚いた。道の作りは案外広々としてはいるんだけど、多分アムステルダムに人が集中してるんだろうね。
特に、自転車の行き来が盛んでさ。と言ってもアジアのようにごちゃっとした感じの、歩道の上をチリチリ音を鳴らして人を避ける雰囲気ではなくて。道路にちゃんと自転車用のレーンがあってそこをスイスイ走ってるんだ。
オランダは、環境問題の観点から自転車の使用を推奨してる。あらかじめ道路自体を自動車が街中に入りにくいような作りにして、自転車や路面電車がその代わりになるようにするなど、その方法はとってもユニーク。