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インタビュー
2016/04/20
INTERVIEW Vol.3
志摩 浩子
SHIMA Hiroko

「世界一周なんて誰でもできるよ」
富士山の山小屋で聞いた一言から旅へ
(3/3)

ジャマイカ、エジプト、ローマ。思い出は星の数

ほかにも、多くの地で多くの体験をした。ジャマイカのレゲエフェス、エジプトではピラミッド前の強引な商人相手と悪戦苦闘、トルコの人たちの親切さに感動。『仲間たちとのローマ、バチカン観光は、ホントに楽しかった! ローマの休日で有名な階段前に集まったりして、綺麗な街並みに癒やされました。』とのことだ。心が揺さぶられるような刺激的な体験や、のんびりとした観光、仲間との絆を感じる温かな空間。こうしたものを一度に体験できるのも、長い船旅の醍醐味のひとつなのかもしれない。

86日間で地球を周って得たもの

このようにして、志摩さんの86日間の世界一周旅行は過ぎていった。現在、彼女は自然と人間のつながりを模索してオーガニックレストランで働き、ヨガのインストラクターもこなす。また、与えることを前提とした新たな経済システム『ギフトエコノミー』が体験できる『ギフトandシェアマーケット』というイベントの開催にも関わるなど、非常に積極的に活動している。『旅で何を見てオーガニックや、ギフトエコノミーに関心を持つようになったのか?』という問いに対し、志摩さんはこう答えた。
志摩「何か具体的に『これ!』って言うのはないです。旅をしている間は、ほんとただ毎日楽しく過ごしていただけなので。確かにアウシュヴィッツとか考えさせられるようなところもありましたけど、そこだけがオーガニックとかに向かう理由になったわけではありません。ただ、世界一周をする前は社会とかのことをそんなに深く考える人間ではなかったので、具体的に挙げられないですけど、旅全体が、自分が変わる大きなきっかけではあったと思います。」
世界一周から帰ってきた人たちのその後は、当然それぞれである。バックパッカーとして世界を回る人、起業する人、世界一周前の日常にまた戻る人。旅立ちのきっかけと同様に、旅から得るものもまた人によって異なる。志摩さんは、オーガニックに目覚めた。そして傍観者ではなく、積極的に社会と関わる人間になった。その道はまだ半ばで、社会と、地球と、あるいは隣人とどう関わっていくのか、これからも模索を続けるそうだ。

ただ、世界一周から3年経った現在の彼女はよく笑う魅力的な人間で、そしてとてもハッピーそうだということ。とりあえず、そこは今を見る限り確かだ。

旅の思い出
今でも定期的に集まる仲間たちと買ったお揃いの指輪。バチカン市国のおみやげもの屋さんで購入。先日、その仲間のうちの一人の結婚式があったそうなのだが、そこでも皆でお揃いの指輪をしていったとのこと。
取材協力:daylight kitchen
(取材・文/太田史郎 写真/利根川幸秀 写真提供/志摩浩子、ピースボート)
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