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コラム
2021/10/30
世界一周姉妹都市の旅にチャレンジしてみた

 

 

10月31日といえばハロウィン!……が真っ先に思い浮かびますが、実はこの日は国連が制定した「世界都市デー」でもあるんです。英語では「World Cities Day」といい、世界の都市化への国際社会の関心を促進し、都市と都市の協力を強化し、都市化の課題に取り組み、持続可能な都市開発に貢献することを目的としてます。そこで、今回の記事では、世界都市デーにちなんで、ピースボートクルーズの出航する横浜から姉妹都市をバトン形式につないでいき、その都市を紹介しながらの世界一周に挑戦します!

豆知識・姉妹都市とは?友好都市との違い

姉妹都市は、文化交流や親善を目的とした地方行政同士の提携関係です。交換留学の実施や、提携先の都市にちなんだイベントが開催されることもあります。
ちなみに「姉妹都市」に明確な定義はなく、都市だけでなく個別の市町村から都道府県レベル、または州同士で結ばれることも。近い言葉に「友好都市」がありますが、これは「姉妹」を使うと上下関係の問題が生じる可能性を避けて名付けられているそうで、意味的には姉妹都市と変わらないと考えてよさそうです。海外では「双子都市(Twin cities)」「パートナー都市(Partner City)」といった言葉で呼ばれています。

世界一周に出発!横浜

ピースボートの世界一周の旅が始まる場所といったら、やっぱり横浜ですよね。
以前公開した記事「美食の国イタリアの中でもはずせないナポリ料理8選!」で紹介したナポリタンの発祥のお店や、中華街、赤レンガなど名物がたくさんあるので、船に乗船する前に横浜の街を観光するのもおすすめです!
出航時には、紙テープを岸壁に投げるという船旅ならではの体験をして、いよいよ世界一周の旅がこの港から始まります。

上海/中国

最初に訪れるのは、横浜市と1973年に友好都市協定を結んだ上海です。
歴史的な部分と時代の最先端の部分が同時に存在する都市・上海の人気スポットが「田子坊」。昔ながらの住宅街をリノベーションしたこの地区は、どこか懐かしさの残る街でありながらコスメショップやギャラリー、雑貨屋、カフェなどが立ち並ぶお洒落な雰囲気が人気です。
そして上海で楽しみたいものといったらやっぱり食べ物!紅焼肉に小籠包、上海蟹、口水鶏(よだれどり)、上海炒麺(上海焼きそば)など挙げていくとキリがないのでこの辺にしておきますが、本当に美味しいものがたくさんあるので、ぜひ上海を訪れた際にはお腹がはちきれるほど上海料理を楽しんでください!

ピレウス/ギリシャ

次に訪れるのは、上海と1985年に友好都市協定を結んだギリシャのピレウスです。
古代ギリシャの遺跡が数多く残るピレウスで訪れておきたいのは、何と言っても世界遺産のパルテノン神殿!
紀元前432年に建てられた神殿は戦争の影響を受けて大部分が破壊されていますが、それでも圧巻の佇まいです。パルテノン神殿に向かうまでの間に古代劇場などの遺跡も見ることができます。
そして、新鮮な野菜と魚介、オリーブオイルなどが使われているギリシャ料理は絶品なので、ぜひご賞味あれ!
ピースボートデッキには1日でピレウスの街を観光した街ブラ記事があるので、そちらの記事も併せてご覧ください。
1Day 街ブラレポート~ギリシャ・ピレウス・アテネ編~

マルセイユ/フランス

次に訪れるのは、ピレウスと1984年に姉妹都市協定を結んだフランスのマルセイユです。
マルセイユはフランス最大の港町。さらにフランス最古の街とも言われていることから、歴史を感じる街並みや建築物がたくさん残っています。ヨーロッパ最古の貿易港ともいわれるマルセイユの「旧港」も、そのうちの一つ。クルーザーやヨットが並んでいて、これぞ港町!といった風景が続きます。さらに、港ではとれたての魚介類から日用品、雑貨、お茶など様々なものが並ぶマルシェが開かれ、賑やかな雰囲気になります。
マルセイユのお土産でおすすめなのは「石鹸の王様」とも呼ばれる「マルセイユ石鹸」!現代でも昔ながらの製法で作られており、無着色・防腐剤不使用・100%天然成分でできています。その質の高さをフランス王室が認め、世界中の貴族や上流階級の人々に愛されている石鹸はお土産として贈ると喜ばれること間違いなし!

グラスゴー/スコットランド

次に訪れるのは、マルセイユの姉妹都市であるスコットランドのグラスゴー。貿易や重工業の中心地として発展してきたグラスゴーは、スコットランド最大の産業都市。30年前に芸術と文化の街へと再起を図り、現在ではアート&カルチャーの街としても知られています。
グラスゴー観光で絶対にはずせないのが、グラスゴー大聖堂。中世スコットランドで起こった宗教改革で多くのキリスト教建築物は破壊されてしまいましたが、グラスゴー大聖堂は破壊を免れているという貴重な建物です。12世紀に建てられてから増改築はされていますが、今でも荘厳な美しさを誇ります。

ハバナ/キューバ

ヨーロッパから大西洋を越え、次に訪れるのはグラスゴーの姉妹都市であるキューバのハバナ。
レトロな街並みが残るハバナを歩くと、まるで50年前の世界にタイムスリップしたような感覚になります。そんなハバナに行った際に訪れておきたいのは、キューバのハバナ旧市街にあるバー「ラ・ボデギータ・デル・メディオ」。ここは世界的に有名なラム酒のカクテル・モヒート発祥の地。かの文豪ヘミングウェイも愛していたというモヒート。キューバに訪れた際にはぜひ飲んでおきたいですね。

そしてハバナの特徴ともいえるのが、街中を走るクラシックカー。アメリカと国交を絶っていた影響で、キューバにはアメリカ産の車が入ってきませんでした。そのためにキューバの人たちは1959年以前のアメリカ車を修理しながら使い続けていたことで、現在の街の風景が出来上がりました。

カラカス/ベネズエラ

次に訪れるのは、ハバナの姉妹都市であるベネズエラのカラカス。
標高約960mの高さにある首都カラカスの特徴は、20世紀以降に建てられた大学の中で唯一世界遺産に登録された「ベネズエラ中央大学」があること。カルロス・ラウール・ビリャヌエバによって設計されたこの大学は建築、絵画、彫刻の3つの芸術文化が調和しており、現代建築の傑作とも呼ばれています。世界遺産に登録されたのも、前衛芸術家たちによる作品がキャンパスに調和していることが評価されたから。

リオデジャネイロ/ブラジル

次に訪れるのは、カラカスの姉妹都市であるブラジルのリオデジャネイロ。
リオのカーニバルで有名なこの街を訪れた際に足を運びたいのが、「コルコバードのキリスト像」。山の上から街を見守るようなキリストの像は街のシンボルにもなっており、写真や映像で一度は見たことがある!という方も多いのではないでしょうか。なんと高さは38メートルもあり、展望台からはリオ市内が一望できます。天気のいい時に訪れるのがおすすめです。

バンクーバー/カナダ

最後に訪れるのは、リオデジャネイロの姉妹都市であるカナダのバンクーバー。
バンクーバーはカナダの西海岸に位置し、ブリティッシュ・コロンビア州最大の都市でありながら「世界の最も住みやすい街」に毎年ランクインしています。都会的な雰囲気と美しい自然が共存している美しい街です。
活気にあふれるダウンタウンはどこも魅力的ですが、その中でも特に人気があるのが「ギャスタウン」。石畳みの道にレンガ造りの建物が立ち並ぶ様子は風情があって、歩いているだけでも楽しい場所です。そんなギャスタウンの名物が、1977年に作られた蒸気時計。今でも現役で、15分ごとに汽笛を鳴らして時間を教えてくれます。

終わりに

バンクーバーの姉妹都市である横浜に戻ってきて、姉妹都市で巡る世界一周の旅は終わりを迎えます。

世界都市デーに合わせて紹介した姉妹都市リレー世界一周の旅。姉妹都市をたどって行ったら、ピースボートのクルーズと同じように世界一周して戻ってこられるんじゃないかという思い付きで始まった企画ですが、本当に戻ってくることができて感動しています。世界のつながりってすごいですね。
今あなたが住んでいる場所も、きっとどこかの世界の街と姉妹都市条約を結んでいます。姉妹都市の観光地や名産を調べて見たり、次の旅行先を姉妹都市で選んでみたりするのはいかがでしょうか?
(文/鷲見萌夏 写真/PEACEBOAT、、中村充利、水本俊也、汰木志保、shutterstock.com)
PROFILE
sumimoeka
鷲見萌夏(ピースボートデッキ学生インターン)
1999年北海道札幌市生まれ。上智大学新聞学科在学中。
メディア・ジャーナリズムの勉強をしながら「表現」することを研究中。
ライターとして活動する中で、もっと自分の世界を広げたいと思いピースボート101回クルーズに参加。


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