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コラム
2020/10/09
アートセンスを刺激する!ピースボートクルーズで行ける世界の美術館・博物館!!

 

 

いつの間にか夏も過ぎ去り、季節はすっかり秋ですね。食欲の秋に読書の秋、スポーツの秋……と、秋はいろいろな関心事の高まる季節でもあります。そして、もうひとつ欠かせないのが「芸術の秋」。今回は、ピースボートクルーズでよく訪れる寄港地からアクセスできる世界の美術館・博物館をご紹介します!

ウフィツィ美術館(フィレンツェ)

まずはじめにご紹介するのは、ルネサンス発祥の地といわれるイタリアのフィレンツェにあるウフィツィ美術館。レオナルド・ダヴィンチやラファエロ、ミケランジェロをはじめ、ルネサンス期の巨匠たちの作品を有する世界的な美術館です。
なかでもとりわけ有名なのは、ボッティチェリ作の『ヴィーナスの誕生』と『プリマヴェーラ』。作品名を知らずとも、「某イタリアンファミレスの壁に描かれている絵」といえばわかる方も多いのでは。
また、フィレンツェは街自体が「屋根のない美術館」と称されるほど美しいところ。中世にタイムスリップしたかのような街歩きもお楽しみに!

ロンドン・ナショナル・ギャラリー(ロンドン)

ロンドンの中心部、トラファルガー広場に面して建つのは「西洋絵画の教科書」ともうたわれる世界屈指の美の殿堂ロンドン・ナショナル・ギャラリー。 ダヴィンチやゴッホ、モネ、セザンヌなど、ヨーロッパ美術を網羅するコレクションを収蔵しているため、13~19世紀の西洋美術史を体系的にたどることができます。
なかでも有名なのは、ゴッホの『ひまわり』です。ゴッホが花瓶に生けられたひまわりを描いたのは、生涯で7枚。ロンドン・ナショナル・ギャラリーが所有するのは、その中でもゴッホ本人が特に気に入っていたとされる2枚のうちのひとつなんです。

マルロー美術館(ル・アーブル)

「印象派」の芸術運動の由来となったモネの作品『印象、日の出』が描かれたことから、印象派の発祥地として知られるル・アーブル。マルロー美術館には、フランス有数の印象派コレクションが収蔵されています。
自然光をふんだんに取り入れた開放感あふれる空間で、モネやルノワール、マティスなどフランス近代絵画を代表する画家たちの作品を間近に見ることができます。ガラス張りの建物も、とってもモダンでかっこいいんです。
展示されている絵画の多くはル・アーブルの海岸がモチーフになっているので、美術館を訪れた後に海岸沿いを歩けば風景が2倍楽しめます。

メトロポリタン美術館(ニューヨーク)

ニューヨーク近代美術館、グッゲンハイム美術館、ブルックリン美術館など個性豊かな美術館が建ち並び、世界的な「アートの街」としても有名なニューヨーク。なかでもメトロポリタン美術館は、世界中の芸術作品や貴重な文化財など、先史時代から現代までの幅広いアートを集めた見どころ満載のミュージアムです。
美術館の前の階段は、人気ドラマ『ゴシップ・ガール』にも度々登場(ロケで使われたのは階段の右側)。観光客から地元市民までたくさんの人でにぎわいます。コーヒー片手に階段に腰掛ければ、気分はセリーナとブレア!?

ビショップ博物館(ホノルル)

世界的なリゾート地・ホノルルにあるのは、南太平洋の文化と歴史にふれることができるビショップ博物館。ハワイに博物館のイメージはないかもしれませんが、ここは全米5大博物館のひとつにも数えられるハワイ州最大の博物館です。
太平洋ポリネシア全域の美術・工芸品など2,400万点以上の収蔵品を誇り、なかでもハワイ諸島にポリネシア人が移住してきた時代からハワイ王朝時代にかけてのコレクションはぜひ見たいところ。ハワイの夜空が体験できるプラネタリウムも人気です!

国立故宮博物院(台北)

台湾の首都・台北にあるのは、中国の歴代皇帝によって集められた宝物や歴史的な文化財を所蔵した国立故宮博物院。そのコレクションは65万点超にも及び、博物館には厳選された絵画や書、彫刻、陶器など約5000点が展示されています。3~6カ月おきに展示品が入れ替わるため、すべての収蔵品を見るには10年以上必要なのだとか。
特に、「故宮博物院の至宝」といわれるヒスイで作られた『翠玉白菜』と豚の角煮に酷似した『肉形石』は必見!想像以上に白菜だし、想像以上に豚の角煮です。

エジプト考古学博物館(カイロ)

ピラミッドと並んでカイロ観光のハイライトといえる、エジプト考古学博物館。そう、この博物館にはあの有名な『ツタンカーメンの黄金のマスク』があるんです!現在、この黄金のマスクは門外不出、この博物館でしか見ることができません。
もうひとつの目玉であるミイラの部屋も、ぜひ訪れたいスポットです。歴代のファラオやその家族のミイラがずらりと並ぶ姿は壮観!
2021年には、三大ピラミッドがそびえるギザに「大エジプト博物館」がオープン予定。エジプト考古学博物館のコレクションのうち、ツタンカーメン王の黄金マスクを含む約10万点が新しい博物館に移転されるのだとか。

終わりに

合計7か所の美術館・博物館をご紹介しましたが、お気に入りのミュージアムは見つかりましたか?
最後に、忘れてはならないのがミュージアムショップの存在。収蔵されている名画を集めた画集をはじめ、展示品にちなんだオリジナルグッズなど、個性豊かでセンスのいいものがたくさんあるうえ、日本ではなかなか手に入らないものが多くてオススメです!

※今回ご紹介した美術館・博物館は、2021年4月出航の「ピースボート地球一周の船旅 2021年4月 Voyage107」で訪れることができます。

(文/岡田哲、写真/PEACEBOAT、磯貝美輝、松田咲香、shutterstock.com)
PROFILE
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岡田哲
2014年、26歳のときに4年勤めた会社を辞めてピースボートに乗船。クルーズ中に船内新聞づくりを手伝ったことがきっかけで、船を降りてからもたまにライター・編集業をしている。趣味:美術鑑賞、読書、ハンドボール


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