ピースボートデッキ > COLUMN > 日本・沖縄から世界へ想いを馳せる 前編〜Peace on the Boat trip〜
hinata-58_002.jpg
シリーズ
SERIES:01 Vol.58
2018/06/08
日本・沖縄から世界へ想いを馳せる 前編〜Peace on the Boat trip〜 (1/5)
ビースボートの船旅であちこち迷走したHinataの旅物語、「Peace on the Boat trip」。
笑いありハプニングあり、ちょっと不思議でほんわか緩まるHinataワールドへようこそ。
 
最初から読む
ひとつ前の記事を読む

そしてたどり着いた場所は…そう、沖縄だった

最後の寄港地ハワイを出発して、船はこの旅の最終地点となる横浜に帰り着こうとしていた。青い海を眺めながらいままでの長い旅を振り返ると、世界一周スタート地点の横浜を出発してから初めて着いた港は、実は沖縄だったということを改めて思い出す。

 

P1050881ブーゲン

 

この世界一周クルーズに乗る直前まで連続して12年間、私は沖縄という小さな島で過ごしていた。

 

自然豊かなジャングルアイランドの西表島に住み、野生的で快活な仲間たちと生活を思いっきり楽しんでいた時もあれば、本島の宜野湾で都会的な仕事に身を包み、普天間基地とスピリチュアルな聖地の交差する場所で暮らしていた時もある。

 

思い出すとどんな時でも常にそばにあったのは、揺れる緑に差し込む強い太陽の光と、コバルトブルーの水面に白い波が浮かぶ、沖縄の美しい海。

 

P1030600 のコピー

 

朝、目が覚めて窓を開けると、すぐ近くの田芋畑から微かに土と葉っぱの匂いを含んだ風が、ふわりと部屋に流れ込んでくる。遠く広がるコバルトブルーの海も限りなく穏やかだ。お湯を沸かしているあいだ鳥たちの会話を聞きながら、椅子に座ってぼんやりと珈琲豆を引きお湯を沸かす。

 

珈琲の芳醇な香りに包まれ、心地よい音楽を小さく流してそっとベランダに出る。海が見えるちょうどいい高さの椅子に座って少し熱めの珈琲を飲みながら、一日の始まりを感じてたんだ。

 

123...5
PROFILE
hinata-150x150
Hinata(フリーライター)
国内を転々と放浪した後、沖縄にたどり着き12年を過ごす。現在は神戸を中心に活動中。ハワイ好きでフラ歴もあり、ロミロミマッサージのセラピストとしての一面も持つ。好きなことは料理・物作り・音楽・読書・写真・旅などあらゆることに興味はつきない。ピースボートで世界一周の船旅(第90回クルーズ、第92回クルーズ)に参加、その物語を綴る。


ピースボート公式LINE@
最新情報をお知らせします!
コラム
おおさかピーセンの日常
2023/11/15
スタッフに聞いてみた!ピースボートセンターおおさかってこんなところ!
コラム
おおさかピーセンの日常
2023/11/15
スタッフに聞いてみた!ピースボートセンターおおさかってこんなところ!
コラム
thumbnailSP-Madagascar
2023/08/30
マダガスカルってどんな国? 食事や文化、バオバブの絶景スポットを紹介
コラム
thumbnailSP-Madagascar
2023/08/30
マダガスカルってどんな国? 食事や文化、バオバブの絶景スポットを紹介
レポート
ピースボート3年ぶりの出航! 4月7日横浜港、4月8日神戸港の出航式をレポート
2023/05/08
ピースボート3年ぶりの出航! 4月7日横浜港、4月8日神戸港の出航式をレポート
レポート
ピースボート3年ぶりの出航! 4月7日横浜港、4月8日神戸港の出航式をレポート
2023/05/08
ピースボート3年ぶりの出航! 4月7日横浜港、4月8日神戸港の出航式をレポート
コラム
5335
2021/04/04
カムバック記事:4月4日は「地雷の日」―私たちができることを。ピースボート地雷廃絶キャンペーン「P-MAC」とは―
2025年4月出航 第120 回クルーズ

ピースボート地球一周の船旅 2025年4月 Voyage120

息をのむような大自然の絶景がどこまでも広がるアラスカフィヨルド遊覧は、船旅ならではの体験です。洗練された街並みと美しい自然が広がる初夏の北欧と数々の世界遺産が残るヨーロッパ、太陽がきらめく中米を訪れる、見どころ満載の航路です。
ピースボート公式LINE@
最新情報をお知らせします!