私を案内してくれたツーリストポリスが住んでいる場所の話を聞くと、彼もカントリーサイドに住んでいて、そこはやはりとても素敵な自然溢れる場所だと言っていた。今回は滞在日数が少ないのでそこまでは行くことができなかったけど、次に来た時にはあちこち案内してあげるよと言ってくれたんだ。
日も暮れてツーリストポリスの仕事も終了。私もそろそろ船に帰ろうと一緒に道を歩きがてら、すぐ近くの道沿いによくいるという彼の友人の露店に寄り道したんだ。あっけらかんとした笑顔が素敵な店主の女性はホントに陽気でさ。日々の生活の写真を私たちに見せながら、色んなエピソードを面白可笑しく話してくれたんだ。
今日はあまり飲めないと私が言うと薄めのお酒を作ってくれて、では一杯だけということで乾杯!今日の全ての出会いに感謝しながら乾杯したんだ。
肩を並べて笑い合いながら時間を過ごす。いま出会ったばかりなのに、何でこんなに心の距離が近いんだろう。不思議な包容力があるんだよね、ジャマイカの人たちってさ。友人の紹介で出会ってるからってのもあるだろうけど、それ以上に心の奥で繋がる何かがあるんだ。
初めはシャイな部分も見え隠れするんだけど、一度受け入れてくれると深くまで招いてくれるどっしりとした感がある。とってもキュートでフレンドリーな彼ら。何だか居心地がいいんだ、ここにいてもいいんだよって言ってくれてるようでさ。