ピースボートデッキ > COLUMN > アイスランド・レイキャビク編〜Peace on the Boat trip〜
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シリーズ
SERIES:01 Vol.43
2018/04/13
アイスランド・レイキャビク編〜Peace on the Boat trip〜 (1/7)
ビースボートの船旅であちこち迷走したHinataの旅物語、「Peace on the Boat trip」。
笑いありハプニングあり、ちょっと不思議でほんわか緩まるHinataワールドへようこそ。
 
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繊細でダイナミックに!「世界を包み込む光」を放つ街


 

アイスランドに着いたのは、空が灰色でとても雨風の強い日だった。

 

この後に嵐がやってくるという天気予報の為に、明日、時間を早めて出航することになってしまった私たちの船。外は嵐の前触れで次第に雨足も強くなってきている。そんな中、せっかくアイスランドまで来たので少しでも散策しようと、雨風の吹く中をレイキャビクの街まで繰り出してみたんだ。

 

hinata-43_003

 

タクシーに乗り、まず初めに着いた場所は教会だった。雨を避けながら飛び込むように扉の中に入るとそこには、全体が雪のように真っ白でシンプルな空間が広がっていた。高い天井が間接照明でライトアップされていて、何となく温かみのある雰囲気だ。

 

天井まで届こうかというくらいの大きなパイプオルガンが、教会の入り口上部にまるでオブジェのように光り輝いていたよ。これで演奏したら一体どんな音楽が鳴り響くんだろう…想像しただけでも鳥肌が立ちそうなくらい、骨太で立派なパイプオルガンだったんだ。

 

DSCF6343

 

建物の構造自体もロケット型のように上に長く伸びている形で、まるでこのパイプオルガンをはめ込むために作られたかのように、そのフォルムに合った理想的な造りになっている。全体的なラインは美しい流線型で、スラリとして無駄がない。

 

教会の内部も、所変わればだね。ヨーロッパの装飾だらけの教会からしたら、ここまでシンプルなのかと思えるほどに装飾はほとんどないんだ。信仰の具合いや歴史的なものも、関係しているのかも知れないね。

 

1・DSCF6342

 

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PROFILE
hinata-150x150
Hinata(フリーライター)
国内を転々と放浪した後、沖縄にたどり着き12年を過ごす。現在は神戸を中心に活動中。ハワイ好きでフラ歴もあり、ロミロミマッサージのセラピストとしての一面も持つ。好きなことは料理・物作り・音楽・読書・写真・旅などあらゆることに興味はつきない。ピースボートで世界一周の船旅(第90回クルーズ、第92回クルーズ)に参加、その物語を綴る。


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