ピースボートデッキ > COLUMN > ギリシャ・サントリーニ島編〜Peace on the Boat trip〜
hinata-31_002.jpg
シリーズ
SERIES:01 Vol.31
2018/02/23
ギリシャ・サントリーニ島編〜Peace on the Boat trip〜 (1/6)
ビースボートの船旅であちこち迷走したHinataの旅物語、「Peace on the Boat trip」。
笑いありハプニングあり、ちょっと不思議でほんわか緩まるHinataワールドへようこそ。
 
最初から読む
ひとつ前の記事を読む

まるで映画のワンシーン!美し過ぎるロケーション


1・DSCF3750街 のコピー

 

地中海の太陽をそのままに受けた真っ白な壁が、光を反射させて街並みを眩しいまでに照らしている。切り立った岩肌に並ぶ建物は連なって柔らかくカーブし、この島の自然な形に沿って作られたような独特なフォルムだ。

 

ギリシャの美しい島、サントリーニ。同じギリシャでも島だからアテネとはまた違った空間。どちらかといえばアテネは、歴史的なものが平らに薄く何層も蓄積されたような空間だったけど、ここには島特有のいわゆる島時間が流れていて。だけどそこに野暮ったさは全くなく、スッキリとした透明で真新しい時間が縦にいくつも伸びているような感じなんだ。

 

5・DSCF3735お店 のコピー

 

ここは「イア」と呼ばれる小さな街。建物はどれも低くて小さく、くっきりとした青空が大きく目の前に広がっている。建物の隙間に見え隠れする細い階段は紺碧の海まで長く続いていて、そこを降りていくイメージがふと湧いてくる。もうそれだけで映画のワンシーンにいるようで、立ち止まったまま心は波打ち際へと行ってしまいそうだ。

 

街にはたくさんの雑貨屋さんやレストラン、小さな洞窟型ホテル、教会やセンスのいいギャラリーなどがあちこちに隙間なくあって、その洗練されたような空気感にちょっとリッチな旅をしている気分になる。

 

5・DSCF3932サントリーニ犬 のコピー

 

街を彩るお花もとても綺麗で、真っピンクなブーゲンビリアがあらゆる壁に美しく映えている。そしてその周りでは人なつっこい犬たちが寝そべっていて、たまに気まぐれにこちらの後をついて散歩したりするのが可愛いんだ。狭く入り組んだ通路の、その迷路に入り込んだようなワクワク感。そう、こんな街角には物語が生まれやすい。

 

さて。地中海といえば、地中海料理。魚介が豊富に採れるこの環境にあって、それを食さずしてはもったいない。そしてサントリーニ島で料理を食べるのならば、この景色を見ながら食べるのが絶対にいい、というかそれがホント最高。
123...6
PROFILE
hinata-150x150
Hinata(フリーライター)
国内を転々と放浪した後、沖縄にたどり着き12年を過ごす。現在は神戸を中心に活動中。ハワイ好きでフラ歴もあり、ロミロミマッサージのセラピストとしての一面も持つ。好きなことは料理・物作り・音楽・読書・写真・旅などあらゆることに興味はつきない。ピースボートで世界一周の船旅(第90回クルーズ、第92回クルーズ)に参加、その物語を綴る。


ピースボート公式LINE@
最新情報をお知らせします!
コラム
ピースボート海を見ながらの食事
2024/11/14
【最新】ピースボート食事はどうなっている? 船内レストランのメニューや飲み物事情
コラム
ピースボート海を見ながらの食事
2024/11/14
【最新】ピースボート食事はどうなっている? 船内レストランのメニューや飲み物事情
コラム
黒豚サムギョプサル
2024/08/24
済州島(チェジュ島)観光スポット:自然を満喫する旅行プランとグルメガイド
コラム
黒豚サムギョプサル
2024/08/24
済州島(チェジュ島)観光スポット:自然を満喫する旅行プランとグルメガイド
コラム
世界の言語のイメージ
2024/06/13
世界の言葉で「こんにちは」「ありがとう」旅行用フレーズガイド
コラム
世界の言語のイメージ
2024/06/13
世界の言葉で「こんにちは」「ありがとう」旅行用フレーズガイド
コラム
おおさかピーセンの日常
2023/11/15
スタッフに聞いてみた!ピースボートセンターおおさかってこんなところ!
2025年4月出航 第120 回クルーズ

ピースボート地球一周の船旅 2025年4月 Voyage120

息をのむような大自然の絶景がどこまでも広がるアラスカフィヨルド遊覧は、船旅ならではの体験です。洗練された街並みと美しい自然が広がる初夏の北欧と数々の世界遺産が残るヨーロッパ、太陽がきらめく中米を訪れる、見どころ満載の航路です。
ピースボート公式LINE@
最新情報をお知らせします!