ビースボートの船旅であちこち迷走したHinataの旅物語、「Peace on the Boat trip」。
笑いありハプニングあり、ちょっと不思議でほんわか緩まるHinataワールドへようこそ。
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「仲良くするのがいいんだ…そして、あるがままに」〜モーリシャス島・前編〜
言葉ってさ、例えば英語が分かれば海外なら大抵は通用するだろうって感覚がない?私は単純にそう思ってしまっていたんだけどさ。実はなかなか、そうでもない状況になることもあるんだ。
例えば南周り地球一周のクルーズでは、英語はほぼ使わないで母国語を話すような国が幾つかあった。そしてクレオール語(※1)という言葉を話している国も。そんな中にも英語を話せる人を探せばそれなりにいるんだろうけど、特にレユニオンはほとんど英語が使えなかった。改めて世界のことを何も知らない自分を感じたなぁ。今回はそんなクレオール語が印象的だった島、「モーリシャス(※2)」と「レユニオン(※3)」のお話だよ。
アフリカ大陸に近いこのふたつの小さな火山島は、場所が近い姉妹島であっても特徴がそれぞれに違っていてとても興味深い。そんな中で互いに共通して言える点はとても多民族な国だということ。
「モーリシャス島」は、リゾートアイランドとして有名でさ。国をあげて観光地としてブランディングしてるんだって。リゾートホテルなども比較的安めで泊まれるらしく、世界各国からの観光客がここモーリシャスを訪れているんだ。街中には大きなショッピングモールなどもあったよ。繊維業が盛んで、ちゃんと選びさえすればヨーロッパブランドの高級服がかなり安く手に入るみたい。雰囲気的にはそこまで都会感はなくって、どちらかというと南国のヨーロピアンテイストな街っていう感じだったな。
今回はツアーに参加、まずはバスに乗って山の方に向かった。街から離れた海岸沿いの道は、サトウキビ畑もあってかなりのんびりしていたよ。まず最初に、古くからあるラム酒の施設に行って年代物の高級ラム酒をあれこれと試飲。香りがとにかく良くって幸福感たっぷりなラム酒にみんなのほっぺがどんどん緩んでいく。ほろ酔いモードなおじさまに軽く絡まれつつも、ほんわかしたムードのバス旅が何とも楽しい。
(※1)「クレオール語」・・・ひとつの言語に、他の言語が混じってできた「ピジン語」が定着してきて次世代で母語になったもの。
(※2)「モーリシャス」・・・アフリカの国家でイギリス連邦加盟国。公用語は英語、一般的にはクレオール語、フランス語。通貨はモーリシャスルピー。
(※3)「レユニオン」・・・・フランスの海外県(植民地ではない)。公用語はフランス語、一般的にはクレオール語。通貨はユーロ。
(※2)「モーリシャス」・・・アフリカの国家でイギリス連邦加盟国。公用語は英語、一般的にはクレオール語、フランス語。通貨はモーリシャスルピー。
(※3)「レユニオン」・・・・フランスの海外県(植民地ではない)。公用語はフランス語、一般的にはクレオール語。通貨はユーロ。