ピースボートデッキ > COLUMN > 一人旅に世界一周クルーズがおすすめな理由6選!
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コラム
2022/07/15
一人旅に世界一周クルーズがおすすめな理由6選!

 

 

人生で一度はやってみたいこととして挙がるのが「世界一周」ですよね。世界一周航空券など色々な方法がありますが、この記事では一人旅で世界一周をするなら断然クルーズがおすすめ!ということを、筆者の実経験からお伝えします。

自己紹介

筆者は大学2年になった春から1年間大学を休学してピースボートの世界一周クルーズに1人で参加しました。海外は高校の時に一度留学したことがあるだけで、旅行で海外に訪れるのは初めてという超旅行ビギナー。そんな乗船当時19歳の女子大学生だった私が思う、1人で世界一周クルーズのオススメポイントを6つご紹介します。
ブリスベンのカンガルーと筆者(当時19)

ブリスベンのカンガルーと筆者(当時19歳)

1・安心

日本発着の世界一周クルーズの多くは、日本の旅行会社が船旅を企画・実施しています。そのため、旅行中も日本人のスタッフが同行してくれます。自力で世界一周をしている途中にトラブルが発生した場合は全て自分で対応しなくてはいけませんが、世界一周クルーズの場合、もし何かトラブルが発生した際には旅行会社の方に対応してもらえることが多いです。さらに、何か困った時に母国語で対応してもらえる心強さと言ったらありません。

2・安全

外務省では海外の国に関して、治安やテロ対策などの観点から渡航危険レベルを定めています。旅行の計画を立てる中で、世界一周をする上でこの国は外したくないけど危険レベルが少し高い……という国が出てくるかもしれません。個人の渡航ではなく世界一周クルーズであれば、そのような国にも行きやすいというメリットがあります。私が世界一周クルーズに参加した際にはエジプトの危険レベルが少し高く、個人で観光などをするハードルが高かったのですが、旅行会社が企画したオプショナルツアーに参加したことでピラミッドやスフィンクス、カイロの博物館でミイラ・黄金のマスクを見ることができました。ほとんどの寄港地は自分で調べて好きなように過ごしていたのですが、一人で行動するのが不安な地域ではオプショナルツアーに参加するという選択肢があるのも嬉しかったです。
ちなみにオプショナルツアーは、説明などを日本語で聞けるのもありがたいポイントでした。

3・ものすごく楽

楽ポイントその1・入国審査

海外旅行というと、入国審査などの際に入国目的などを訊ねられるイメージがあると思います。うまく答えられなかったらどうしよう……とドキドキしますよね。世界一周クルーズではパスポートを船が預かって、船側で出入国手続きを代行してくれることもあるので、そのような審査を受ける必要がなく、船が着くとそのまま入国できるパターンが多く、とても楽でした。
※寄港地によっては一人ひとり審査を受けることが必須の場所もあります。

楽ポイントその2・食と住に困らない

個人的に、海外旅行の一番の不安は「宿がちゃんととれているか問題」ではないかと思っています。予約サイトもやり取りも全部外国語だし、オプションとかよく分からないし、そもそも本当に予約できてるのこれ?そんな不安を抱えながら世界の色々なところに行く……と考えるだけでお腹が痛くなりそうです。クルーズの場合は当たり前ですが自分の部屋が最初から最後まで確保されています。2日間同じ港に寄港する際には現地のホテルを取ることもできるのですが、私は予約の煩わしさがあったのとお金を節約したかったので船に戻ってきて寝て、また次の日街に出るという選択をしていました。
寝る場所と同じように、食べるものに困らないのも本当にありがたかったです。しかも、これらの値段は最初に支払う船代に含まれているので、有料サービスを使用しなければ旅の最中の寝る場所と食べるものに関しては追加でお金がかからないという点も嬉しいポイントでした。

楽ポイントその3・寄港地での荷物が軽い

個人で旅をするとなると、当然荷物を全て持ち運ぶ必要がありますよね。パスポートや貴重品も持ち歩きたくないけど、ホテルに置いていくのも不安……と思う方も多いと思います。世界一周クルーズの場合は、寄港地について観光する際に大きな荷物を全て自分の部屋に置いていくことができます。部屋の鍵はオートロックで自分用の金庫もあるので、貴重品をその中に入れ、小さな鞄にお金とスマホだけ入れて身軽に観光できるのが魅力の一つです。
実際に私を含めて、ピースボートクルーズの参加者がどんな手荷物で観光していたのかまとめた記事があるので、ぜひそちらもご覧ください。
船旅で海外旅行!手荷物やカバンの中身はなんだろな?

4・個人旅行ではあまり選ばない場所に行ける

世界一周クルーズでは、あらかじめどこの土地に寄港するかは決まっています。自分の行きたい国や地域に寄港するクルーズを選んでも、必ずいくつかは「ここどこ……?なに……?」となる、自分の知らない場所がルートに入ってくると思います。私の場合は、パプアニューギニアやジャマイカ、ポルトガルのポンタデルガーダなどがそうでした。おそらく自分で旅行するとなっても絶対に選ばない行き先ですが、どこもたくさんの思い出ができたので行けてよかったと心から思います。そんな偶然の出会いがあるのも世界一周クルーズならではの魅力です。

5・たくさんの出会いがある

私が参加した世界一周クルーズは、期間が104日間(4/20〜8/2)、乗客は約1,000人でした。当たり前ですが、その3か月強は1,000人で一緒に世界を一周することになります。個人での世界一周旅行も旅先での出会いはたくさんあると思いますが、それが継続する……ということはあまりないように思います。ですが、クルーズは長期間一緒に旅をすることができるのと、出会った人たちと話す時間が無限と言っていいほどあります。そのため一人で参加した私も旅の中で知り合いがどんどん増えていき、降りるころには船内の知り合いと別れるのが辛いほどになりました。船を降りて3年が経った今でもマメに連絡を取りあい、この先も一生仲良くしたいなと思える、年齢もバックグランドも異なる友人とたくさん出会うことができました。
私も元々集団生活が得意な方ではなかったため1,000人との集団生活には不安を抱えていましたが、「絶対にこれに参加しなくてはいけない!」と強制されるイベントは一つもなかったため、一人になりたいときは一人で過ごして誰かと一緒にいたいときはいる、という風に自分のペースで生活できるのもすごく心地よかったです。

6・船内生活が充実している。

世界一周というと、海外の国や地域に訪れることが最大の目的であることが多いと思うのですが、世界一周クルーズの場合はその移動時間こそが最大の目的であり、一番の魅力なのかもしれないと思いました。
船内では毎日イベントが盛りだくさん。ピースボートの世界一周クルーズにはジャーナリスト、映画監督、作家、NGO活動家、パフォーマーなど様々なジャンルの第一線で活躍されている方が「水先案内人」として乗船しており、講演やワークショップに参加することができます。しかも追加料金は不要!その道のプロのお話を直接聞ける体験は本当に貴重なので、水先案内人の方とお話できたことは私がピースボートに乗船してよかったと思うことの一つです。まじめ系な企画だけでなく、船内で夏祭りや運動会を開催するなどエンタメ系の企画も多いので、毎日本当に楽しかったです。

終わりに

以上、19歳の時に一人で世界一周クルーズに参加した女子大学生が思う、一人旅に世界一周クルーズがおすすめな理由6選でした。今回ご紹介したこの他にも世界一周クルーズに参加してみてよかったなぁと思ったことはたくさんあるので、少しでも世界一周クルーズに興味が出てきたという方は、ページ下の[ピースボート公式LINE@]で情報をキャッチアップしてみてはいかがでしょうか。
(文/鷲見萌夏 写真/PEACEBOAT、Adobe Stock、shutterstock.com、)
PROFILE
sumimoeka
鷲見萌夏(ピースボートデッキ学生インターン)
1999年北海道札幌市生まれ。上智大学新聞学科在学中。
メディア・ジャーナリズムの勉強をしながら「表現」することを研究中。
ライターとして活動する中で、もっと自分の世界を広げたいと思いピースボート101回クルーズに参加。


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