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インタビュー
2022/04/26
INTERVIEW Vol.35
じん
jin

ピースボート公式クルーズアンバサダー「PEACE」インタビュー:File no.06

PROFILE
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じん(大学生)
2001年生まれ。海外を旅して様々な活動に従事しながら、世界の面白さを発信する大学生クリエイター。
語学留学として訪れたマレーシアで海外への旅の楽しさに目覚めて以来、バックパッカーでアジアの国々をめぐるようになったじん(@jin__2001)さん。そんな彼が語る旅の醍醐味とは?そして、コンテストにおけるじんさん流の戦略とは?「Mine」の男性部門でグランプリに輝いたじんさんの、ユニークなキャラクターに迫ります。
Mineとは
2021年に開催された、「旅」をテーマにしたSNS特化型コンテスト「Mine」。およそ4か月間にわたるコンテストの期間中、ライブ配信やSNS投稿を通して「好きなこと」「好きな場所」「行きたい旅先」「想い」などをアピール。いくつもの審査を乗り越えて優秀な成績をおさめた6名が、この度ピースボートの公式クルーズアンバサダー「PEACE(ピース)」に就任しました。
「Mine」についての記事を読む

 

旅に興味を持ったキッカケ

旅することに興味を持ったのは、中学生の時の英語の先生がきっかけでした。その人はかなりファンキーなキャラクターで、公立校の先生なのに髪を金色に染めていて、なぜか校内で竹刀を持ち歩いているような人でした。その先生はかなり旅をしている人で、旅の体験談や価値観、思考法なんかがとてもカッコよく、自分も少しずつ引き込まれ、海外に行きたいと思うようになったんです。その先生の影響も含め、そこが人生のターニングポイントと捉えられるかもしれないですね。

旅の楽しさを教えてくれた「放課後」

初めて海外に行ったのは、高校2年生の時。地元の市が実施していた語学研修の派遣プログラムに採用され、マレーシアの語学学校で1か月間ですが英語を勉強しました。語学研修なので一応メインは学校での生活なのですが、僕にとって特に刺激的だったのは、何よりも「放課後」の時間でした。ローカルな場所や危険な路地裏にも積極的に入り込んで様々な経験をしました。目にするものや触れるもの、体験することのすべてが新しく、それまでの自分の常識が覆されるような感覚でした。このように学校生活以外を通しても非常に多くの発見があり、自分の世界を大きく広げてくれた1か月でした。

旅はすべてが非日常

マレーシアでの体験で海外への旅に目覚め、それからは積極的にアジアの国々を冒険するようになりました。
僕にとっての旅の醍醐味は、言語化するのが難しいですが、極端に言えば「死にかけるような体験」にあると思っているんです。日本で普通に生活していれば、死にかけたり、新しい価値観を提供してくれたり、心を揺さぶられたりするような体験なんてそうそう起きないですよね。ところが一歩海外に出れば、日本ではあり得ないような体験や景色が至るところに転がっており、それらと簡単に巡り会うことができます。現地でのカルチャーショックや、全く異なる価値観を持った人との交流等、そういった魅力的な体験が人間的な成長をさせてくれるのであり、僕が旅をする原動力であると感じています。

Mineではあえて過激に

Mineでも、そういった自分なりの考えを伝えることは意識していました。ただ、他の参加者と同様の伝え方では絶対に敵わないとも同時に思っていました。ですので、僕は極端な発言や、はっきりと意見を伝えることを意識してたというか、他の人はそこまで言わないであろうことや、自分の価値観を全面に出し、強い自己主張を活かした配信を心掛けていました。その結果、ありがたいことにグランプリを頂きましたが、この順位は本当に偶然というか、自分としては1位に「ならせてもらった」という感覚がとても強いです。自分に特別な魅力があるわけではなく、伝え方、発信の仕方を意識したまででしたし、1位を「獲った」とおごるつもりも全くありません。

コロナ禍のその先へ

現在は、コロナ禍で旅を諦めてしまっている人も多いと思っています。しかし、ハードルはあるにせよ一定の条件をクリアすれば旅に出ることは不可能という訳ではないので、僕は「旅に行けないから」という言い訳は絶対に言わないようにしています。とはいえ、現地で人間関係を築いたり、交流したりといった僕が愛してやまない旅の形態は、コロナ禍で完全に実現が困難になってしまいました。
抽象的ですが、今後は旅に限らず様々なことに挑戦をして自分の可能性を深めたいというのが現在の目標です。1年ほど前にソーシャルビジネスの企業を立ち上げたので、そちらにもより力を入れたいていきたいですし、YouTubeやライブ配信にもチャレンジし、来るべきチャンスやタイミングに備えて更に自分の視野を広げていきたいです。
(取材・文/岡田哲 写真提供/じん、PEACEBOAT)

 

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