ピースボートデッキ > COLUMN > 世界一周経験スタッフ110人に聞いた、海外旅行おすすめ寄港地ベスト5!
Aerial view of Lady of Mount Carmel church, St.Paul's Cathedral in Valletta city, Malta
コラム
2022/12/27
世界一周経験スタッフ110人に聞いた、海外旅行おすすめ寄港地ベスト5!

 
 

年に3回の世界一周クルーズをコーディネートしている国際NGOピースボート。そのスタッフは、誰もが一度は世界一周を経験している”最強の旅人集団”とも言うべき存在です。アジア・アフリカ・ヨーロッパ・北中南米・オセアニア・南太平洋など世界各地をめぐるピースボートクルーズの船旅では、これまでに合計200以上の港を訪ねてきました。

今回は、世界一周の経験豊富なピースボートスタッフ110名に聞いたイチ押しの寄港地を、ランキング形式でご紹介します!

まずは、惜しくもベスト5圏外ながら、推薦コメントがアツかった海外旅行おすすめの寄港地をご紹介したいと思います。

オーチョリオス(ジャマイカ)

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ジャマイカ北海岸に位置する、カリブ海有数のリゾート港・オーチョリオス。美しいビーチや緑豊かな自然など、カリブ海らしいトロピカルムードを堪能できる寄港地です。本場のリズムと重低音が心地よい、レゲエライブの体験も楽しみです。
【スタッフのコメント】
まぶしすぎる太陽とカリブのブルー、レゲエのリズム、そして酒、こんな贅沢していいのかと思うリゾートでした。
とにかく人が温かい。ジャマイカ後数日間は船内で「ヤーマン(ジャマイカでよく使われるパトワ語のあいさつで、元々は英語の「Yeah man」)」が流行るのも面白い。

エホアラ(マダガスカル)

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アフリカ大陸の東に浮かぶ島国マダガスカル。気の遠くなるような長い年月をかけ、多様な生物が独自の進化を遂げてきた島には、息をのむような大自然が待ち受けています。
雄大な自然の風景やユニークで可愛らしい動物たち、エネルギッシュな人びとと出会える寄港地です。
【スタッフのコメント】
日本とは違う人々の暮らしや文化に触れることができる、お土産が可愛い、子どもたちが人懐っこい、珍しい生きものと間近で出会える・触れられる、バオバブ街道など、まず他では見られない絶景が見られる、青空から夕陽、星空まで楽しめる自然豊かな寄港地です。

タリン(エストニア)

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バルト三国・エストニアの首都タリン。旧市街はヨーロッパ屈指の歴史地区として知られており、世界遺産にも登録されています。入り組んだ石畳の路地に色とりどりの建物が建ち並び、まるで絵本の世界のようなロマンチックな街並みが広がります。
【スタッフのコメント】
港から旧市街までが近くて、”THE ヨーロッパ”の街並みが綺麗に残っている。
ヨーロッパの他の国とは雰囲気の異なる街並みが、すごく良い。船から徒歩ですぐ世界遺産の旧市街に行ける。街をのんびり散策してオープンカフェでご飯を食べるのが最高です。

ポートサイド(エジプト)

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ギザの巨大ピラミッド観光への玄関口となる、港町ポートサイド。5,000年の歴史を伝える古代エジプト文明の遺跡は、想像をはるかに超えるスケールで私たちに迫ります。ピラミッドだけでなく、異国情緒あふれるカイロの街も大きな見どころです。
【スタッフのコメント】
この港から行けるギザの三大ピラミッドは、歴史の授業やテレビなどにもよく登場する超メジャーな世界遺産。でも実際にその大きさを体感してみると、“情報にふれる”のと”実物を見る”のでは全然違うということが実感できます。

シンガポール

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ピースボートクルーズでの寄港回数でいえば、ダントツで1位のシンガポール。代名詞のマーライオンはもちろんのこと、チャイナタウンやリトルインディア、アラブストリートなど訪れるエリアによって雰囲気がガラリと変わり、多民族国家らしい異国情緒たっぷりの雰囲気を楽しむことができます。
【スタッフのコメント】
とにかくご飯が美味しい!!ホーカーズ(屋台集合体)で色んな料理を食べるのが最高に幸せです!

バレッタ(マルタ)

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地中海に位置する島国、マルタ共和国。首都のバレッタは堅牢な城壁に囲まれており、まるで海の上に浮かぶ要塞のよう。ハチミツ色の大理石で築かれた美しい景観から、街全体が世界遺産に登録されています。

【スタッフのコメント】
ユネスコ世界文化遺産「バレッタの市街」が迎えてくれます。入出港時の景観はピースボートクルーズで訪れるすべての寄港地の中でも屈指の美しさです。

 

それでは、いよいよここからベスト5の発表に移りたいと思います!

 

【第5位】サントリーニ島(ギリシャ) 9票

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第5位は、紺碧のエーゲ海と白壁の家々のコントラストが美しいサントリーニ島。絶景を求めてたくさんのクルーズ船が訪れる、世界有数のリゾートアイランドです。青と白が織りなす街を歩けば、まるで絵はがきの世界の中に迷い込んだかのような美しい世界に包まれます。
【スタッフのコメント】
青と白のコントラストの絶景が綺麗。ギリシャヨーグルトが美味しい。一人で街歩きにチャレンジするのも回りやすい。
クルーズ船からテンダーボートに乗り換え、島へと上陸する高揚感!そして上陸後、頂上の街を目指すのに、ケーブルカー、バス、徒歩、ロバ(!)と移動手段が選べるワクワク感!どの風景を撮影しても絵葉書みたいに美しい!
観光で行くなら絶対に行ってほしい!街並みと料理が最高です!

【第4位】イスタンブール(トルコ)、アカバ(ヨルダン) 10票

イスタンブール(トルコ)

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世界で唯一、アジアとヨーロッパふたつの大陸にまたがる都市イスタンブール。1,500年の歴史を紡ぐ街には、『文明の交差点』らしい風景が広がっています。世界遺産の街並みはもちろん、絨毯やランプ、陶器などがところ狭しと並ぶ巨大市場の散策も楽しみです。
【スタッフのコメント】
洋の東西、世界遺産、街並み、バザール、食事、時折響くイスラム教のお祈りの音楽、歴史と文化と活気ある人々との出会いは忘れられない思い出です。
電車に乗って移動しながら、街を楽しみつつ、素晴らしい世界遺産を楽しめるところ。入港・出港の時に見ることができるブルーモスクも最高。夜はライトアップされててキレイ!

アカバ(ヨルダン)

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中東の王国ヨルダンの最南端に位置する港町アカバ。土地の大半を砂漠や荒野に覆われた内陸部には、映画の舞台にもなった世界遺産ペトラ遺跡や、絶景の砂漠地帯ワディラム、不思議な浮遊体験ができる死海など、冒険心を刺激するスポットがいっぱいです。
【スタッフのコメント】
ペトラ遺跡、死海、ワディラムなど、1日では見切れないほど見どころ満載です!
テレビで見るペトラ遺跡も、そのまわりはとても広大で、想像以上。死海も、死海だけでなくまわりのリゾートもすばらしい。料理もおいしい!

【第3位】バルセロナ(スペイン)、ウシュアイア(アルゼンチン)、ニューヨーク(米国) 13票

バルセロナ(スペイン)

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スペインを代表する芸術の街・バルセロナ。「サグラダ・ファミリア」や「グエル公園」、「カサ・ミラ」などに代表されるガウディの作品群はもちろんのこと、地中海の恵みたっぷりのグルメや、ピカソやミロなど世界的なアート作品との出会いも楽しみです。
【スタッフのコメント】
市場内の食堂はどこに入っても最高、ハイカラな街の散歩も最高です。
訪れる度に、未完の世界遺産サグラダ・ファミリアが成長していく姿を見られて楽しい。
フラメンコにサングリアが最高!

ウシュアイア(アルゼンチン)

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アルゼンチン最南部の港町・ウシュアイア。この街では、郵便局や博物館をはじめ、ありとあらゆるものが”世界最南端”。南米大陸の南端に位置する最果ての地には、雪を冠した急峻な山々やパタゴニアの氷河など、壮大な景観が広がります。
【スタッフのコメント】
”世界の果て”に行ける機会なんてなかなかない!景色もよく、雑貨もかわいい!!
空気が澄んでいて、船から見える雪の積もった山々が絵画のようで綺麗だった。
「世界の果て号」という列車に乗って大自然の中を進み、ティエラ・デル・フエゴ国立公園に行くのは冒険心がくすぐられる!

ニューヨーク(米国)

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経済、音楽、アート、カルチャー、さまざまな分野で世界の最先端として、日々新たな文化が生まれる街ニューヨーク。マンハッタンの高層ビル群と自由の女神の間をゆく入出港の風景は、とってもドラマチック!「これぞアメリカ!」という感動に満ちています。
【スタッフのコメント】
船が港に入るシーン、出航するシーンこれだけで興奮した。マンハッタンの街にドカーンと船が横付けする高揚感がたまらない!
世界一エネルギッシュでエキサイティング。すべての人種、文化、歴史を受け入れて日々成長し続ける街です。自分が外国人であることを忘れさせてくれる、素敵な街です。
ブロードウェイのミュージカルが最高だった!

【第2位】パペーテ/ボラボラ島(タヒチ)、レイキャビク(アイスランド) 15票

パペーテ/ボラボラ島(タヒチ)

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118もの島々からなる、南太平洋を代表するリゾートアイランド・タヒチ。ターコイズブルーの海と白い砂浜のコントラストが美しいビーチは、世界有数の美しさを誇ります。美しい自然はもちろん、ポリネシアの文化体験も楽しみな寄港地です。
【スタッフのコメント】
海が好きな人なら絶対に行ってほしい場所。タヒチで流れる時間は日本で感じる1.5倍ゆっくり時が進んでいる感じで、それがとてもよい。
先住民族「マオヒ」の農園を訪ねる文化体験ツアーでは、農園で収穫したおいしいココナッツやタロイモ、バナナがたくさん食べられて、収穫体験が楽しい。20年以上にわたるピースボートのパートナー・ガビさんを通じてタヒチの社会問題についても学べる。
海も山も壮大で、ヒナノビールが美味い!

レイキャビク(アイスランド)

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活発な火山や氷河の活発な動きによって、たくさんの驚異的な風景と出会える「火と氷の国」アイスランド。惑星「地球」を体いっぱいに感じる大自然の数々が待っています。8月出航のクルーズでは、オーロラ観測のチャンスも見逃せません!
【スタッフのコメント】
惑星本来の姿を見るような荒漠とした自然と出会える。
世界最大の露天風呂「ブルーラグーン」は最高でした!
大地の裂け目「ギャオ」を見た時の感動は忘れられない。
自然はもちろんだが、魚がすごく美味しい!レストランで出てきた、生の鱈のソテーは今まででTOP3に入るおいしい魚だった!北の果ての自然とグルメが魅力的。

【第1位】イースター島(チリ) 25票

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2位に10票差をつけてダントツの1位に輝いたのは、南太平洋に浮かぶ”絶海の孤島”イースター島。世界のどの地域からも遠く、行き方も非常に限られていますが、だからこそたどり着いたときの感動はひとしおです。
島のあちこちにたたずむ巨大なモアイ像は観光のハイライト、独特な色をした海の美しさもこの島ならではの魅力です。
【スタッフのコメント】
とにかく紺碧の海に感動、漁船で船に行く、モアイが出迎えてくれるなど、なかなかできない体験ができるのがよい。
なかなか行けない場所、海が本当にきれいです!
モアイは映像で見るよりも大きくて、島に流れる風や周りの景色が好奇心を一層掻き立てます。
ぜひ1度は訪れてほしいパワースポット。
唯一無二の島、見たことない海の色、飛行機で行くのはめっちゃ大変。
島に上陸するために乗り換える小舟に乗るだけで、海が青すぎてテンション上がる!
たくさんのモアイ像と緑の島。そして青い海。自然好きな方には特におすすめ!
ここにしかない景観があり、地球の息吹を感じられる場所だから。
自分ではなかなか行けないし、何度行ってもパワーを感じて不思議な気持ちになる。お土産のモアイ像もかわいい。

まとめ


以上、ピースボートスタッフが選ぶ海外旅行おすすめ寄港地をご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。ランクインした寄港地は、アカバ(ヨルダン)やウシュアイア(アルゼンチン)、イースター島など通常であれば旅行先として選ばれにくい場所も含まれていて、推薦コメントにも実際に船旅をつくっているピースボートスタッフならではの視点がたくさんありました。
そして何より、これらの場所を1カ所だけ訪れるのではなく一度の船旅で何カ所にも行くことができること。これこそ「世界一周クルーズ」ならではの魅力です。皆さんも海外旅行の行き先に、世界一周を加えてみるのはいかがでしょう。


(文/岡田哲 写真/PEACEBOAT、梶浦崇志、河野桃子、近藤智介、鈴木省一、中村充利、松田咲香、水本俊也、Katsuta Airi、Adobe Stock、shutterstock.com)


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