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コラム
2020/09/04
「第一回ピースボート地球一周の船旅オンライン」参加してみた!

 

 

海外旅行に行きたい…。けどコロナ…。しばらく外国に行けない…。悲しい…。
という毎日を過ごしていた私の所にピースボートから届いた「オンライン地球一周のお知らせ」。

ん?

オンラインで?地球一周?できるの?

何を?どうやって??

今回の記事では、そんなクエスチョンマークと一緒に参加したオンラインイベントの様子をお届けします!

結論

今回は最初に結論から。
ぶっちゃけ、ものすごくピースボートの船旅の雰囲気を感じました!!

私が特に「あ~これこれ!この雰囲気がピースボートだ~」と思ったのは
・船内新聞
・出航式
・寄港地での体験
の3点です。

船内新聞

個人的にピースボートの最大の特徴と思っているのが、充実した船内生活。ピースボートの運営が用意する企画、参加者が自分たちで企画・実施を行う自主企画。内容も学びにフォーカスしたものから、エンタメ系、身体を動かすアクティビティ系、話を聞くタイプ、自分も参加するタイプ…などなど。企画の大きさも内容も様々な企画が、多い時には1日に100も行われています。企画は全て自由参加なので、どれに出るのか出ないのかすべて自分で決めることができます。

毎日20時頃、部屋に「船内新聞」が届けられるので「明日はどの企画に出ようかな~。うわぁ!行きたい企画が被ってる」と丸を付けながら次の日の予定を考えるのがピースボートでの日課です。
今回のオンライン地球一周では、申込者にはデジタル船内新聞が配られました。

午前中はアジアに関わる企画、お昼はヨーロッパ、15時過ぎは南米・南太平洋に関わる企画と、1日で企画の内容も世界一周していました。
何よりこの企画のつまり具合、バラエティの多さ…これぞ船内新聞。気になる企画に印をつけると、案の定被りに被っていました(笑)
ピースボートの船内企画は本当にバラエティが豊かなので、自分の興味のあることを深めることができるだけでなく、新しいこと・知らないことと出会う機会がたくさんあります。

また、バラエティのある企画の中からどの企画に参加するかを選ぶ行為は、自分の興味のあること・そうでないことが可視化できるので、私は「企画を選ぶ」ことが、自分のことを改めて知るきっかけになっていました。

オンラインでこの感覚が再現されるとは思っていなかったので驚きでした!

出航式

船内には色々な企画がありますが、私が特に大好きなのが出航式。たくさんの人がデッキに出てきて、音楽がかかっている中で寄港地の思い出を話したり、思い思いに踊ったりと、ちょっとしたお祭りのような雰囲気になります。

特に横浜、大阪の港を出る時の出航式の時は格別。見送りに来ている人たちにテープを投げ、「行ってきます!」の掛け声とともになる船の汽笛…。これから旅が始まるぞ!というワクワク感に満ち溢れている時間です。

今回のオンライン地球一周の出航式はYoutubeで行われました。参加者もチャットで、「楽しみ!」「初めて参加します!」「ただいまピースボート!」「企画たくさんあって迷う!」など、オンライン地球一周の船旅への気持ちを書いていました。出航の時も「行ってきます!」というコメントがあふれて、出航式の時のあのワクワク感を感じました。

寄港地での体験

ピースボートの旅の特徴は、寄港地でカウンターパートナーと呼ばれる現地の団体との交流を行う事。民族を訪問したり、社会問題を目の当たりにしたりと、個人の旅行ではできない体験をすることができます。
なんと、これがオンラインでも実現できていました!バリにあるグリーンスクールと中継をつなぎ、通訳を交えてバリ在住の現地ツアーコーディネーターの方から話を直接聞きました。カメラを通じての校内散策も実現しました。

終わりに

地球一周といっても結局オンライン…という気持ちで参加したのですが、思っていた以上にピースボートの船の上を感じることができる1日でした。
コロナがきっかけとなり、オンライン旅行のコンテンツが増えました。でも、個人的には観光はどんなに頑張ってもオンラインが現実の旅行に近づくことは難しいと思っています。

ではなぜ、今回のオンライン地球一周は満足度が高かったのか考えてみたのですが、答えは「ピースボート」だったからだと思いました。
もちろん観光も楽しいのですが、ピースボートの旅は楽しみや魅力のウェイトが観光よりも、船内生活や寄港地で得る『学び・新しい体験』に寄っているからだと思います。(船内生活が充実しすぎていて、旅の後半は「えー明日寄港地―?ちょっとめんどくさいなー」となる人が一定数います。私もそのうちの一人でした(笑)。)

第一回目のオンライン地球一周は参加者が500人強!過去に乗船経験がある人と無い人が半々くらいだったそうです。
大好評につき、近いうちに第二回が開催されるようなので、乗船経験のある人もない人も、この機会にピースボートの船内生活をオンラインで経験してみるのはいかがでしょう?

(取材・文/鷲見萌夏 写真/PEACEBOAT)
PROFILE
sumimoeka
鷲見萌夏(ピースボートデッキ学生インターン)
1999年北海道札幌市生まれ。上智大学新聞学科在学中。
メディア・ジャーナリズムの勉強をしながら「表現」することを研究中。
ライターとして活動する中で、もっと自分の世界を広げたいと思いピースボート101回クルーズに参加。


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