こんにちは!ここ最近の暑さに耐えられず、すっかり夏仕様に衣替えをしました、ドゥージローです!
2020年4月20日、私が乗船した101回クルーズが出航してから1年が経ちました。今回の記事では、地球一周クルーズが出発してからちょうど1年経った今、過去乗船者である私が気づいたことを書いていきたいと思います。(あくまで、私個人の意見ですので全員に当てはまるとは限りません!)
※降りてすぐにしていただいたインタビューはこちら!
挑戦への迷いが消える
地球一周から帰ってきて1番大きく感じたのは「挑戦することに迷わなくなった」ということです。
それまでの私は、何かしたいことや興味のあることがあっても、実際にやろうと行動を起こすことがなかなかできない人間でした。それは、心のどこかでどうせやっても上手くいかない、失敗するくらいならやめようとい言ったネガティブな感情が大きかったからだと思います。
しかし、人生で初めてやりたいことのために、自らの意思でお金を貯め、地球一周に行ったことで、自分みたいな人間でも本気を出せば成し遂げられるという自信を得ることができました。帰ってきてからは、ずっとやりたかったけどできなかった、海外へのバックパッカー(一人旅)と、プログラミングのインターンを始めました。
どちらも、地球一周を成し遂げられたからこそ挑むことができたのだと思います。
人に対しての偏見がなくなる
ピースボートクルーズに乗っていると、LGBTQの当事者や、生い立ちが複雑な人、様々な文化・バックグランドを持った人に出会います。バックグラウンドの多様な人たちや、これまで関わった事のないような人たちと船内生活を送ったり、交流していく中で「いろんな人がいて当たり前」だと身をもって実感するようになりました。
それまでは、初対面での話し方やコミュニケーションを見て、苦手だと感じた人とは関わることを控えていましたが、船を降りてからは、それすらも相手の個性だと受け止めるられるようになり、誰とでも隔たりなく接することができるようになった気がします。
自分を表すキャッチコピーが1つ増える
世界一周をしたことで、これまでの自分に「世界一周をした人」というキャッチコピーが加わりました。自分を示す表現が1つ増えたことで、「世界一周をした」と自己紹介をすると、質問をしてくれたり、興味を持ってくれる人が以前よりも確実に増えたと感じます。
居酒屋で働いていたときのことですが、お客さんがたまたまジャマイカの話をしており、「ジャマイカ行ったことありますよ!」という一言で、「え、ジャマイカ!?またどうして?」と一気に話が弾んだことや、授業で一緒になった子がチリでの留学経験者で「イースター島に行ったことがある」と伝えたところ南米の話で盛り上がり、すぐに仲良くなったこともありました。
「世界一周をした人」というキャッチコピーは、インパクトがあるだけでなく、多くの話題作りや話のきっかけにとても役に立つことが、この1年だけでも多くありました。
家族同然の仲間が世界中にできる
ピースボートクルーズには、生まれ育った地域・年齢・住んでいる場所などが全く違う多種多様な人たちが、乗客だけでも約1000人はいます。
100日間同じ屋根の下で過ごすと、家族同然に仲が良くなることも珍しくありません。乗船中だけではなく、下船後会う仲間も多くいます。中には、北海道から沖縄、果てには台湾やアメリカにまで訪れている人もおり、世界一周の影響でなのかフットワークが軽くなっている気がします。笑
また、ピースボートには出航から1周年などの記念日に、乗船者たちが自主的に同窓会を行う風習があります。
私たちの101回クルーズも同窓会を行う予定でしたが、コロナの影響も鑑みて断念。せっかくなので、オンラインで会おう!ということになり、記念写真を撮りました。久しぶりに会ったはずなのに昨日まで一緒に楽しんでいたかのような懐かしさでした。
5年後、10年後の同窓会では、皆どんな変化を遂げているのか楽しみです。
以上、地球一周から1年経ち、変化したことでした。あくまで一個人の感想であるため、全員に当てはまるとは限りませんが、私は自信を持って地球一周に行ってよかったと言うことができます。乗船中だけではなく、降りてからも役立つ経験や繋がっていける仲間はかけがえのない財産であり、少しでも迷っている方は勇気を持って一歩踏み出すことをおすすめします!
(文・写真/古池 祐二郎)