海の幸を中心に独特な食文化が広がるヨーロッパは、食欲が止まらない!
前回のアジアンフードに続き、世界を旅し続けるピースボートがセレクトする料理のテーマは「北欧」。その文化や自然といった風土が人気を集めるだけでなく、魚介に代表される新鮮な食材も魅力だ。“一度は食べたい北欧フード”、そんな全6品をご堪能あれ。
サーモン(ノルウェー)
日本では見たことないほど、大きなサーモンの切り身がのったパスタ。やはり北欧だけあってサーモン料理は豊富で、市場ならその場で切り身をパンと一緒に食べることもできる。ワインは必須ですね(笑)。
「ベルゲンの賑わう魚市場でサーモンサンドと作りたてのサーモンパスタをゲット。ワインといただく丘の上でのランチは幸せなひととき♪」by梁瀬
また、世界遺産ブリッゲン地区の近くにある魚市場で見つけた「小エビのオープンサンド」もオススメです! エビはほんのり甘く、のせてあるレモンの爽やかさが豊かなハーモニーを醸し出します。
「薄切りのパンにバターをたっぷりと塗り、その上に新鮮な魚介類やチーズ、ハム類、野菜類などを乗せたオープンサンド。カリカリのパンの食感と新鮮な食材のハーモニー。味もさる事ながら、見た目もカラフルで目でも、口でも楽しめる北欧を代表する食べ物です」by田中
ハチミツ(ラトビア)
バルト三国の一つラトビアではハチミツが名産で、スーパーにもたくさんの種類のハチミツが並んでいます。クセのあるものからマイルドなものまで、お土産にもピッタリ。健康にも良さそうですし、ペロッとひと舐めしてみたい!
「お土産におすすめ!パンにつけてもよし、チーズに添えてもよし、レモンと生姜のすりおろしとお湯割りしたら冬場にピッタリなホットドリンクです。花によって味が変わるので、味見させてもらってチョイスするといいですよ」by恩田
ビーツスープ(ラトビア)
さらに、ラトビアからもう一つ「ビーツのスープ」を。紫色の見た前がすごいですが、国民食で冷製スープにするなどして親しまれています。ゆで卵やサワークリームを入れることもあり、さわやかな味わいが楽しめます。
「最初に出てきたときは、見たことがない色に口にするのをためらった!サワークリームと食べると、甘さがおさえられて美味いです」by 光枝
ラムスープ(アイスランド)
北欧といえば、ラム肉も有名です。あまりイメージにないかもしれませんが、アイスランドではラム肉、じゃがいも、ニンジンなどを煮込んだ「ラムスープ」がソウルフードと言われるほどの国民食として親しまれています。寒い国ですし、こういう体を温めてくれそうなスープはおいしそう!
番外編
ザリガニ
日本ではあまり食用されていない「ザリガニ」。スウェーデンでは夏の季節の名物で、家でザリガニパーティーをするほど。もちろん店頭にも並んでいる人気メニューですが、まだピースボートでは食べた経験のある人がいません。北欧に行った際は、ぜひ挑戦してみてください。
「ロブスターとなにが違うのか・・食べてみたい」by大畑
青空市場(フィンランド)
日本でいうところの屋台が楽しめる青空市場では、サーモン料理だけでなくお土産も。メニューが豊富なので、見たことのない料理があれば旅の思い出にいろいろと食べてみる価値アリです!
「船が停泊する港からバスで十数分のところに開かれている青空市場は、そこに向かうまでの道のりも、オープンカフェやおしゃれな雑貨屋がありバスから外を見ているだけでわくわくします。取れたての魚、旬な果物や野菜。それらを使った料理を楽しめる屋台、雑貨屋さんが立ち並んでいます。北欧を済んだ空気と青空の下、市場を歩いているとのんびりのどかな気持ちになってきます」by 田村
(取材・文/三宅隆 写真/PEACE BOAT、遠藤和秀、Shutterstock)