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【新クルーズ発表!】9日間ショートクルーズ・2017年の春休みは気軽に海外クルーズ体験

お待たせしました。2017年、新クルーズの発表です!

船旅(クルーズ)に興味はあるけれど、日数がかかるし予算的にも気軽には行けない…。来年春にピースボートが届けるクルーズは、そんな人にピッタリの“9日間ショートクルーズ”です。寄港地は上海(中国)・済州島(韓国)・博多(福岡)・別府(大分)の4つ。桜が舞う春うららかな季節に、クルージング体験はいかがでしょうか。
出航は2017年3月24日(金)。神戸を出発したあとは、2日間の終日クルージングでさまざまな船上プログラムを楽しみながら、最初の寄港地である上海(中国)を目指します。


1. グルメ・観光なんでもありの上海(中国)へ

都会的な高層ビルが立ち並ぶ上海中心部は、多くの観光客で賑わうアジアの熱気に触れられる街。日本からの観光客も多く、外灘(バンド)エリアでは、西洋文化が入ってきた歴史を感じる建物も多数残っています。なんといっても上海で堪能しておきたいのは、数々のグルメ。中華料理の本場でこそ食べられるような名物をチェックしておきましょう。
飲茶・点心なんて基本!上海蟹やエビなど、食べておくべき絶品料理の数々がアナタを待っていますよ
中国の現在と過去が垣間見える「水の都・蘇州」。少し市街地を離れると、こういったノスタルジックな光景が広がる。ノンビリ過ごしたい派はこちらへ


半島の南に位置する自然が豊富な済州島(韓国)で「島歩き」

中国を離れると、次は韓国の済州島へ。ここは上海→九州を結ぶ線の真ん中あたりに位置する、風光明媚な島。季節的には王桜(おうさくら)も見られるかもしれません。また、ドラマのロケ地としても有名で、「チャングムの誓い」「オールイン」などの舞台となっています。ドラマの小道具やサインなどの展示スペースもあるので、ファンの方はこれを機会に訪れてみてはどうでしょう。
昔7人の聖女が夜中に沐浴をしに降り立ったといわれる、神様の池「天帝淵瀑布(チョンジヨンポッポ)」。チョンジヨンポッポ、先に読めるようになっておくと通っぽい。
世界自然遺産「城山日出峰(ソンサンイルチュルボン)。済州十景の1つでもあり、ユネスコ世界自然遺産にも指定された人気スポット。島の頂上までは1時間で往復できるトレッキングコースになっている


ただいま日本! 九州イチの大都市・福岡は観光の宝庫

済州島での観光が終わったら、いざ日本へ! でも、まだもうちょっとだけ旅は続きますよ(笑)。出航から7日目の寄港地は「博多」です。ラーメン・もつ鍋・屋台などがすぐ頭に浮かぶ方も多いかもしれませんが、グルメ以外にも見どころ満載。博多どんたくや、山笠といった年中行事の中心となる「櫛田神社」、ショッピングに最適の「天神地下街」、野球やコンサート会場になる「ヤフオク!ドーム」、多数のイベントなども毎日行われている商業ビル「キャナルシティ博多」等々、“名前は聞いたことがあるけど行ったことはない”というような観光スポットに足を運んでみるのも思い出になるでしょう。
そして自然が楽しめる「オルレ」も企画しています。これは済州島を発祥としたもので、そもそも「大通りから民家に至る小さな路地」を表す方言。海岸や山沿いをトレッキングよりもちょっぴり本格に歩きます。
学問の神様、菅原道真公を祀った「太宰府天満宮」。ここで売っている梅ケ枝餅をアツアツのうちに食べるとサイコーです!
川下りが楽しめる「柳川」。これもある意味、クルーズです!


「地獄」が待ってる別府(大分)で、温泉三昧!

博多を堪能したら、とうとう旅は最後の寄港地へ。日本で1番の源泉数と湧出量を誇る大分・別府温泉が目的地です。街全体から立ち上る白い湯気は壮観。鉄輪・亀川近隣には「地獄」と呼ばれる噴気・熱泥・熱湯(入れません!)などが噴出する地帯があります。観光名所として「地獄めぐり」をするのも一興でしょう。
温泉につかったあとは、ビールを飲みながら郷土料理の「とり天(とりの天ぷら)」を食べるという楽しみ方もあります。旅を終える前に疲れを癒やすのにもってこいの場所といえますね。
見た目のインパクトがすごい「血の池地獄」。地下の高温、高圧下で自然に化学反応を起こし生じた酸化鉄、酸化マグネシウム等を含んだ赤い熱泥が地層から噴出、堆積するため池一面が赤く染まっている。
温泉の蒸気を利用した「地獄蒸し」。油を使わないのでヘルシー!
さて、これで春のショートクルーズは以上になります。クルーズも海外旅行もプチ体験できるこのツアーは、1人あたり8万9,000円から。さらに、お子様の代金は1万円(未就学児)なので、家族旅行にもオススメです。春の思い出つくりに、ぜひクルージングを利用してみてください。
【2017年春 ショートクルーズ】
2017年3月24日(金)~4月1日(土)[神戸発着9日間]
(取材・文/三宅隆 写真/PEACEBOAT、Chloe、Iakov Kalinin、joesayhello、yyama、アマナイメージズ、 Shutterstock)