ピースボートに乗船中の食事はどうなっているの? 気になる船内のごはん事情を徹底リサーチ。メニューの種類、味、支払い方法などの最新情報を紹介します。
ピースボート船内の食事は旅の楽しみのひとつ
ピースボートの世界一周クルーズは、世界各地を巡る魅力的な船旅です。しかし、世界遺産や雄大な自然の絶景、ショッピングや観光以外に旅の目玉となるのが船内の食事です。洋上をゆったり旅する中での船内でのこだわりのグルメ体験はクルーズ旅行の大きな魅力の一つ。
海を見ながらの食事はたまりません
ピースボートでは、和食、洋食、中華といった定番の料理から、寄港地の地元料理まで、毎日異なるメニューを通じて世界中の味覚を堪能することができます。また、ベジタリアンメニューや、健康を意識したヘルシーメニューも豊富に用意があり、長期の航海中でも健康的な食生活が送れます。
船内の食事には別途支払い不要
ピースボートのクルーズ代金には旅行中の船内での食事代金がすべて含まれています。そのため、朝食、昼食、夕食に加えてティータイムの軽食なども、追加の支払いをすることなく食べることができます。
旅先に寄港中でも、旅費を節約したければ、3食船内で食事をすることも可能。別途支払いの必要がないのは嬉しいポイントです。
加えて、船内のシーフードバー「すし処 海」で板前さんが握るお寿司や、バー、居酒屋、レストラン、カフェで注文できる酒類、ルームサービスの特別メニューなどの有料メニューも潤沢。
有料メニューの一つ、「すし処 海」の握り寿司
利用には乗船時に登録したクレジットカードでの精算か、船内支払い用のためにチャージする「オンボードクレジット」を使います。
朝から深夜まで食べ放題! 海を臨むビュッフェ
船内最上階にあるレストラン「ホライゾンコート」では、早朝の5時から深夜24時まで、時間帯でメニューが変わるビュッフェが利用できます。
一日中美味しい食事が用意されているホライゾンコートビュッフェ
世界中の料理が準備されていますが、特に日本食の充実ぶりは年配世代に大好評。サラダはもちろん、フルーツもたくさん。ヘルシーを心がけて選んだり、食べる量を調整したり、ダイエットにも向いています。
ホライゾンコートでは、朝昼夕食に加え、アフタヌーンティー、夜食メニューが提供されています。船内で忙しく過ごしていても自分のタイミングで食事ができるのは嬉しいですね。
世界の味を堪能する豪華なフルコース
船内に2カ所あるレストランでは、ゆったりサーブされるコース料理を楽しむことができます。
船上レストランのコース料理
6階の「リージェンシーダイニングルーム」のメニューは、朝昼夕ともに前菜、メイン、デザートなどの洋食アラカルト。各寄港地の新鮮な食材を使った彩りの美しいコースを堪能することができます。
5階の「マーキスダイニングルーム」では、朝昼に提供される和食御前が人気。世界のどこにいても毎日本格和食が食べられます。どちらも、お水やコーヒー、紅茶、日本茶の飲み物には別途支払の必要はありません。
お部屋でゆっくりルームサービス
24時間いつでも利用することができるルームサービスを使って、自室での食事を楽しむのも贅沢なひとときです。お部屋に備え付けられている電話から、アルコール、ソフトドリンク、すし処のお寿司や軽食を注文することができます。
朝食には、旅行代金内でコンチネンタルブレックファーストをお部屋に届けてもらうことも可能!
お部屋に届けてもらえるコンチネンタルブレックファースト
メニュー表に注文内容を記入し、前日の夜23時までに指定ポストに投函すれば、翌朝は部屋着のままでゆったり朝ごはん。
食の旅を楽しめるピースボート
実は美味しいものが目白押しのピースボート船上。上記の他にも美味しいものがたくさん提供されています。
カフェではクッキーやドーナツ、クロワッサン、サンドイッチ。屋外レストラン「テラスグリル」のジューシーなハンバーガーやホットドッグも必ず味わいたい。
テラスグリルは夜になると屋台風居酒屋「波へい」に様変わりし、潮風とともに船でできた友達と呑み語りができます。「ドルフィン デッキ」の名物できたてピザにはファンが大勢いますし、プールサイドのアイスクリームバーも忘れずに利用したい。
アイスクリームバーで楽しめる色とりどりのアイス
食いしん坊にはたまらないグルメな船旅。船内の食事は間違いなくクルーズの楽しみのひとつになるでしょう。
(文/山根那津子、写真/PEACEBOAT、千賀健史、吉田タイスケ、ソー写ルグッド株式会社)