済州（チェジュ）島は韓国で最も人気のある観光地の一つ。韓国のハワイとも呼ばれる美しい自然が魅力のビーチリゾートです。済州島の観光スポットやおすすめアクティビティ、グルメ情報を写真とともに紹介します。完璧な旅行プランのために済州島の見どころをもれなくチェック！
済州島のおすすめ観光スポット
済州島の魅力を存分に体験できる観光スポットをご紹介します。火山の峰、広大な緑の茶畑、神秘的な洞窟から美しいビーチまで、この自然豊かな島のハイライトを巡る旅へ！
※観光情報は変更される場合があります。現地施設、公式ホームページ等でご確認ください。
漢拏山（ハンラサン、ハルラサン）
済州島を代表する観光名所、漢拏山は韓国で最も高い山。登山やハイキングに最適です。一帯は国立公園に指定されているだけでなく、ユネスコの世界遺産にも登録されています。
漢拏山（ハンラサン、ハルラサン）
山頂では、東側展望台へ。火山湖「白鹿潭（ペンノッタム）」を眺めることができます。白鹿潭は頂上の天気によって水を湛えている日とそうでない日がありますが、どちらも美しく必ず写真に収めたい景色。
漢拏山の火山湖、白鹿潭（ペンノッタム）
様々な登山コースがあり、漢拏山国立公園内では、四季折々の自然を満喫することができます。
一部の登山コースは事前予約が必要です。また、入山にはルールが設けられています。登山を楽しむ際は事前にオフィシャルサイトをご確認ください。
城山日出峰（ソンサンイルチュルボン）
城山日出峰は海底火山の噴火によってできた火山で、こちらもユネスコ世界自然遺産に登録されています。特に頂上から眺める日の出は済州島を代表する景色といわれ、韓国の人からもとても人気です。
城山日出峰（ソンサンイルチュルボン）の日の出
周辺には海産物が豊富な漁村があり、済州島名物であるヘムルトゥッペギ（海鮮鍋）をはじめ、滋養溢れる地元料理を楽しむことができます。
ヘムルトゥッペギ（海鮮鍋）
城山日出峰周辺のグルメは要チェック！
茶喜然（タヒヨン）
6万坪の敷地を誇る広大な茶畑、茶喜然（タヒヨン）はお茶のテーマパーク。
最高品質の緑茶が生まれる緑一色の茶園の光景を堪能できるほか、自然の洞窟を改造して造られた「洞窟カフェ」が見どころスポットです。
最高品質の緑茶が生まれる緑一色の茶園の光景を堪能できるほか、自然の洞窟を改造して造られた「洞窟カフェ」が見どころスポットです。
※写真はイメージです
漢拏山と海を眺めながら、茶畑の上を滑り降りる人気のレジャースポーツ、ジップラインにもぜひ挑戦してください。カートで茶畑を楽々快適に見てまわれるツアーも運営されています。
※写真はイメージです
お茶の効能などを知ることのできる博物館や、健康に良い緑茶を使った料理を提供するレストランがある「茶文化館」といったさまざまな施設もあります。
済州島グルメ おさえておきたい名物3選
済州島の名物といえば、新鮮なアワビやムール貝、太刀魚などの海産物が有名です。ほかにも済州黒豚のサムギョプサル、素敵なカフェも外せません。
モムグク／ホンダワラのスープ
モムグク（몸국）は豚骨、豚もつをじっくり煮込んだスープにモジャバン（馬尾藻、ホンダワラ）と呼ばれる海藻をあわせて煮込んだ味わい深いスープ。体が元気になる郷土料理です。
黒豚サムギョプサル
済州の黒豚といえば、済州グルメの代表といえる人気メニューです。済州産の豚肉は韓国を代表する高級食材。ハサミで食べやすい大きさに切り、エゴマの葉や、ワラビ、キムチなどお好みの薬味と一緒に食べてください。
海鮮ラーメン、ククス 麺料理
済州島では、カニやエビ、貝をふんだんに使った豪華な海鮮ラーメンや、豚骨出汁で楽しむコギグクスなどの麺類メニューのバリエーションが豊富です。コギグクスは人気のNetflixドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』にも登場していました。
済州島旅行にいくなら
済州島旅行では、レンタカーを借りれば、移動が便利。済州は年中温暖ですが、冬は寒くなることがあるので季節にあわせて服装を準備しましょう。また、一部では英語が通じますが、基本的な韓国語のフレーズを覚えておくと便利です。
いかがでしたか？ 豊かな自然、ダイナミックな山に美しいビーチ、個性豊かなグルメが揃った魅力あふれる済州島、一度は訪れてみたいですね。
（文／山根那津子 写真／PEACEBOAT、AdobeStock）
