ピースボートデッキ > COLUMN > 「第2回ピースボート地球一周の船旅オンライン」参加してみた!
松田咲香_IMG_7395_SPtop
コラム
2020/12/27
「第2回ピースボート地球一周の船旅オンライン」参加してみた!

 

 

前回「オンラインでも世界一周の旅に参加している気分になれる!」と大好評だったピースボート・オンライン地球一周。先日第2回が開催され、およそ200名が参加しました。ノーベル平和賞を受賞した国連世界食糧計画(WFP)に関わる忍足謙朗さんの講座や、自由人・高橋歩さんとピースボートスタッフとの対談企画、女優・東ちづるさんによるドイツ国際平和村に関する講義など、今回も豪華な企画が盛りだくさんでした!
この記事では、第2回ピースボート・オンライン地球一周で行われた企画をハイライトでご紹介します!

“飢餓をゼロに”を諦めない

ピースボートでは、クルーズの中で歴史や文化、あるいはその地域が抱える課題について講座を開いて教えてくれる人を「水先案内人」と呼んでいます。オンライン地球一周では、ノーベル平和賞を受賞したWFPで活動されてきた忍足謙郎さんと、現役のWFP職員チョェ・スンジさんによる対談が行われました。忍足さんは水先案内人として過去に何度もピースビートクルーズに乗船しています。
お二人の対談では、そもそも飢餓とは何か?という解説から、世界の現状、飢餓を引き起こしてしまう要因、WFPがどんな活動を行っているのかを紹介してくれました。コロナ禍における食糧支援の状況の変化や、現役の職員が伝えるネパールでの支援活動など、貴重なお話が満載の1時間でした。

台北の街歩き~大稲埕(ダーダオチェン)~

台湾にある人気観光スポット大稲埕。その名前は「稲を天日干しする広場」という意味で、稲作に適する環境の地域だったそうです。その影響で商業貿易によって繁栄しました。現在は、伝統ある建物をリノベーションしたカフェやお店が立ち並び、古い文化と新しい文化が混ざり合うスポットとして大人気の街です。今回のイベントでは、なんと実際に大稲埕と中継をつなぎ、現地スタッフと一緒に街を散策しました!週末のマーケットが開催されている賑やかな街の雰囲気を感じることができ楽しかったです。

伝統を紡ぐ歌声~ラパ・ヌイの文化と言葉~

イースター島の名前で知られる「ラパヌイ」の音楽や文化を継承し用途活動されているマリオ・トゥキさんが、歌を通じてラパヌイの文化を教えてくれる企画。優しいギターの音色と歌声、そして深い意味が込められた歌詞にうっとりと聞き惚れてしまいました。

GET企画

GET(Global English / Español Training)とは、ピースボートで世界中を旅しながら英語やスペイン語を学ぶ語学プログラムです。今回はフラメンコの音楽や言葉に関する企画や、知って楽しい英語のスラングについての企画が行われていました。「corona」と「vacation」を合わせた「Coronacation」など、コロナ禍で生まれた新しいスラングなどを知ることができて面白かったです。

フィットネス

クルーズでは、ヨガや社交ダンス、水彩画などを洋上で習うことができます。特別な道具などは必要なく、初心者でも簡単に参加することができます。今回のイベントではヨガやベリーダンスなどのフィットネス企画が行われたのですが、私はジャイロキネシスに参加しました!
ジャイロキネシスは、椅子に座って行うエクササイズ。私も今回のオンライン地球一周でその存在をはじめて知り「名前のインパクトがすごい!内容が全く想像できない!」と思ったので参加してみました。もともとは足を怪我したバレエダンサーのリハビリのために開発されたエクササイズで、激しい運動ではないのに行っていると身体がポカポカと温まってきました。お家での運動におすすめです。

自主企画

自主企画はその名の通り、参加者自身が主体となってつくる企画です。ピースボートクルーズの特徴でもあり「フットサルをしよう」「○○好きな人集まって話そう」など、船内では毎日30個ほど様々な内容の自主企画が行われています。今回の企画でも「自己紹介しましょう」「運動不足解消に!元自衛隊員のスタッフが教える自衛隊体操」「わくわく世界のあの場所クイズ」など、バラエティ豊かな企画の数々が行われました。

終わりに

第1回オンライン地球一周の時には「企画が被っていてどれに参加するのか決められない…!」という状況になったのですが、今回は同じくらい企画がたくさんあるにも関わらずその悩みがありませんでした。と、いうのも今回からアーカイブ機能が追加され、企画の動画を後から見られるようになったんです!(一部アーカイブが残らない企画もありました。)
実際の船旅だと、同時間帯に企画が被っている際はどれかを泣く泣く諦めなくてはならないので、アーカイブを駆使してすべての企画に参加できるというのはオンラインだからこその良さですね。
前回よりも内容がどんどん、パワーアップしているピースボートのオンライン地球一周。次回開催が今から楽しみです。ぜひ次回は、みなさんも体験してみてください!
(取材・文/鷲見萌夏 写真/PEACEBOAT、中村充利、松田咲香)
PROFILE
sumimoeka
鷲見萌夏(ピースボートデッキ学生インターン)
1999年北海道札幌市生まれ。上智大学新聞学科在学中。
メディア・ジャーナリズムの勉強をしながら「表現」することを研究中。
ライターとして活動する中で、もっと自分の世界を広げたいと思いピースボート101回クルーズに参加。


ピースボート公式LINE@
最新情報をお知らせします!
コラム
おおさかピーセンの日常
2023/11/15
スタッフに聞いてみた!ピースボートセンターおおさかってこんなところ!
コラム
おおさかピーセンの日常
2023/11/15
スタッフに聞いてみた!ピースボートセンターおおさかってこんなところ!
コラム
thumbnailSP-Madagascar
2023/08/30
マダガスカルってどんな国? 食事や文化、バオバブの絶景スポットを紹介
コラム
thumbnailSP-Madagascar
2023/08/30
マダガスカルってどんな国? 食事や文化、バオバブの絶景スポットを紹介
レポート
ピースボート3年ぶりの出航! 4月7日横浜港、4月8日神戸港の出航式をレポート
2023/05/08
ピースボート3年ぶりの出航! 4月7日横浜港、4月8日神戸港の出航式をレポート
レポート
ピースボート3年ぶりの出航! 4月7日横浜港、4月8日神戸港の出航式をレポート
2023/05/08
ピースボート3年ぶりの出航! 4月7日横浜港、4月8日神戸港の出航式をレポート
コラム
5335
2021/04/04
カムバック記事:4月4日は「地雷の日」―私たちができることを。ピースボート地雷廃絶キャンペーン「P-MAC」とは―
2025年4月出航 第120 回クルーズ

ピースボート地球一周の船旅 2025年4月 Voyage120

息をのむような大自然の絶景がどこまでも広がるアラスカフィヨルド遊覧は、船旅ならではの体験です。洗練された街並みと美しい自然が広がる初夏の北欧と数々の世界遺産が残るヨーロッパ、太陽がきらめく中米を訪れる、見どころ満載の航路です。
ピースボート公式LINE@
最新情報をお知らせします!