どの山車もあれこれ仕掛けが工夫してあって見ていてホント飽きないんだ。中には、日本のねぷた祭りを思い出させるような山車もあったり。世界の反対側で同じように巨大人形の山車が祭りに使われてるって、不思議だけどかなり面白いシンクロだよね。
山車の合間あいまに華やかなダンサーたちの群れが登場。日本人の私たちがイメージするようなダンサーの衣装ではなくって、大ぶりでド派手な衣装を着て踊っているよ。セクシーな衣装のダンサーって思ったより少なくて、どちらかというとみんな仮装のような格好だったのが意外だった。もしかしたら昔のスタイルから変化してきているのかもなぁ。
できれば色んな場所からパレードを見てみたくて、とにかく会場内をウロウロしてみた。少し空いている空間を見つけてはホンの数分だけお邪魔したりしながら、小ワザを使って色んな角度からの写真撮影を試みてみたんだ。
とにかく笑顔&フレンドリーな観客も多くって、「写真撮って~!」って自らポーズしてくれる人もいたよ。カーニバル会場は、その気になれば一日で世界各国の友達を作ることもできるんじゃないかっていう素敵な空間だった。
そう、観客自身もバッチリお洒落してたり、派手な人もたくさんいた。大半は暑いからTシャツに短パンって感じだったけどね。でもカラフルにボディーペイントしたり派手な頭飾りを付けたり、思い思いにみんなカーニバルの弾けっぷりをとことんまで楽しんでたよ。そうやってカーニバル前半は、ただただ楽しいままに時間が過ぎていったんだ…
リオデジャネイロ編・後半「そして事件は起こった…彼がそこに隠し持っていた物は!?」に続く