今日ここに登場するスペシャルチームは、ひとチーム2500人から多ければ4000人という大所帯。その構成は決まった形があって(※)10チーム程が出演するんだけど、そこにアリのようにうごめく大群の観客も合わせると、一体どれだけの人がこの会場にいるんだ~ってなる。なんだか余りにも規模が大きすぎて把握のしようがないよね、もうこうなってくると始まってみないことには何も分からないよって感じだ。
(※)ひとチームの構成
1・先導隊 各チームを先導する集団
2・女性旗手&エスコート役 チームの顔でもある、優雅に舞う男女のペア
3・バイーア風の婦人 サンバのルーツを象徴する重要な集団(最低70人)
4・バテリア(打楽器隊) 生のドラム演奏でのサンバパレード(最低200人)
5・アレゴリーア(山車) 巨大な山車。高さが約10メートルほど(5台~6台)
1・先導隊 各チームを先導する集団
2・女性旗手&エスコート役 チームの顔でもある、優雅に舞う男女のペア
3・バイーア風の婦人 サンバのルーツを象徴する重要な集団(最低70人)
4・バテリア(打楽器隊) 生のドラム演奏でのサンバパレード(最低200人)
5・アレゴリーア(山車) 巨大な山車。高さが約10メートルほど(5台~6台)
とにかく会場内はすごい熱気で溢れかえっている。グググッと徐々に湧き上がってくる言いようのない高揚感、一年のうちのこの何日間だけしかないスペシャルな、エネルギー大放出の世界的ビッグイベント。
「自分たちが何者であるのか」…それをカラダ全体で表現して、生きているその瞬間を心の底から喜ぶことができる日。そんな日が一年に一度やってくるということは素晴らしいことだと思う。そのブラジルの躍動感というか、街中でも生命力があちこちでバンバンと弾けているようなそんな野生の人々の姿を目の当たりにしたりして、自分は今とてもスペシャルな空間にいるんだなあってそう感じたよ。
さておき。テンション上がり過ぎてちょっと落ち着かないと…さっきからウロウロしっぱなしで気もそぞろに動きが止まらず…おーい、落ち着け私。そうだなぁ、こんな時には軽く飲むのがいいかも。会場の売り子のお兄さんからビールを買って、少しほろ酔い気分でドキドキしながら始まりを待っていたら、出し抜けに遠く向こうのスタート地点でドーンと花火が上がった!ついにパレードの始まりだ。
会場内ではチームのテーマソングが大音量で流れ出し、巨大スクリーンには情熱的に歌っているチームの面々が映し出される。入口の奥からどんどんと湧いて出るようにチームメンバーが溢れ出してきて、メインストリートを賑やかにパレードし始めた。