―ミャンマーは、自分にとって未知の国すぎて少し怪しいイメージがありました。しかし、実際に訪れてみると、寺院の壮大さや、美しい民族衣装に沢山の感動がありました。とても貴重な文化体験に感謝です。―
そう話してくれたのは、東京出身の「りえちゃん」こと川上莉江さん(29)。
乗船前は、メイクアップアーティストとして働いていた彼女。異国の地で新しい発見をしたい。自分の大好きなファッション・自然・芸術においてルールがない海外で自由を感じたいと思い、世界一周でワクワクを探す為に乗船しました。そんな、りえちゃんのミャンマー(ヤンゴン)2日間の旅ではどんな発見があったのでしょうか。
【Traveler's Boatとは?】
ピースボート95回クルーズ。 涙が出る程に美しい奇跡的なオーロラの景色を見ることができる104日間の世界一周の船旅。「Peace Boat Deck/ピースボートデッキ」では、世界一周団体「TABIPPO」と「ピースボート」によるコラボ船上プログラム「Travelers Boat」のメンバーが「ブログ、SNS」を通して実際に世界に足を運び肌で感じたありのままの様子をお伝えします。
未知すぎる黄金の異世界ミャンマー(ヤンゴン)
第95回ピースボートで初寄港となる国ミャンマー(ヤンゴン)。見所の多い首都ヤンゴンで5星ホテルに宿泊するピースボートのオプショナルツアーで巡りました。未知すぎる異世界を私らしく美的観点でお伝えできればと思います。
熱心な仏教徒が多いミャンマー。観光地で1番有名な寺院シュエダゴン・パゴダ。360度黄金の異空間はまさに未知の世界でした。寺院境内は土足厳禁のため、入口で靴を脱いで裸足でまわります。自分の肌で存分に文化を体感することができ、現地に溶け込める事ができるのが面白いです。
カラフルなファッションの国ミャンマー
ミャンマーが未知の世界と感じた理由の1つは、9割以上の男女がロンジーという民族衣装を日常的に着ているということ。ロンジーは暑さをしのげるように、麻や綿などの風通しの良い巻きスカートになっていて、なんといってもデザインがとても可愛いです。現地の方はとても美的センスが良く、ビーズや刺繍、プリントが施されたロンジーをおしゃれに着こなしています。神秘的な黄金の寺院や建物を背景にカラフルな衣装が映え、とても印象的な光景でした。
ピースボートのオプショナルツアーでも訪れるボージョー・マーケットでロンジーを購入することができます。私もミャンマー(ヤンゴン)寄港の初日に購入し、上下セットで約1,300円でした。今回ミャンマー(ヤンゴン)の滞在は2日間あったため、2日目はロンジーで街を観光しました。ピースボート船上の企画で行われるファッションショーに出る際にも、ロンジーのような民族衣装を活用することができます。
魅惑の竜宮城。王様の船の上でミャンマー伝統舞踊
民族衣装は街で日常的に見ることができますが、伝統衣装は伝統舞踊鑑賞の際に見ることができます。今回はカラウェイという場所でディナーを頂きながら、伝統舞踊を鑑賞しました。元々は王様の船を改造した施設で、中に入るまでのおもてなしから魅惑的な雰囲気があり、まるで竜宮城に来ているかのようでした。
伝統舞踊は幕が開いた瞬間から引き込まれてしまいました。まず目に飛び込んできたものはビビッドな色彩。とてもゴージャスで見ごたえ十分です。衣装はもちろん、髪型や舞台メイクも煌びやかで美しいので、是非注目をして鑑賞してほしいです。
内容に関しては色んな物語のシーンが登場するのですが、オプショナルツアーで参加した際には、是非ガイドさんにどんな意味が込められているのか質問してみてください。そうすることでミャンマーの伝統をより理解することができます。神を呼ぶ踊りやミャンマーとインドの国境の踊りなど、イメージをリンクさせながら楽しんでほしいです。
伝統舞踊ラストを飾るのが象使いのシーン。象に支配されないように人間があえて象をいじめて調教する少し悲しい物語です。しかし、現実的な内容の中に視覚的な美しさがあったり、対決しているのにシンクロしている部分があったりとかなり奥が深く、歴史の重みを感じながらしっかりと目に焼き付けました。
5星ホテルで流れ星
ピースボートのオプショナルツアーで宿泊したのは5星ホテル「SEDONA」。ナイトプールは幻想的で、セレブ気分を味わうことができます。プールの中から流れ星を見ることができたのが最高の思い出です。朝のプールサイドも雰囲気が違って素敵でした。
全部は紹介しきれませんでしたが、2日間のヤンゴン観光(シュエダゴン・パゴダ、チャウタッジー・パゴダ、ボージョー・マーケット、スーレー・パゴダ[車窓]、ダウンタウン[車窓]など)伝統舞踊鑑賞、5星ホテル宿泊。すべて含めて27,000円のピースボートオプショナルツアーは最高に満足できました。船が停泊した港からヤンゴンの中心地までは少し離れているので、観光バスで巡るオプショナルツアーはとても助かりました。
黄金の出航式
最後に見た出航式の夕日も、ミャンマー(ヤンゴン)らしく黄金に輝いていました。次の寄港地に向けてパワーを沢山浴び、黄金の国を出航しました。
取材・文・写真/川上莉江 写真提供/髙橋諒馬 編集/渡会和馬