ピースボートデッキ > COLUMN > 英語に対する抵抗がなくなった!海の上の英語/スペイン語プログラム【ピースボートの旅ブログ】
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レポート
REPORT Vol.027
2017/04/18
英語に対する抵抗がなくなった!海の上の英語/スペイン語プログラム【ピースボートの旅ブログ】

 

ピースボート第93回クルーズは、南半球を船でめぐった世界一周の旅。本シリーズ「ピースボートの旅ブログ」では、仲間とともに船上生活や寄港地トリップを楽しんだパッセンジャーが、世界に飛び込み、自分の目で見て、こころで感じたあれこれを綴ります。

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ちかちゃんこと東入來智佳さんは、「ずっと行きたかった」ピースボートで「ずっと行きたかった」ウユニ塩湖とタヒチにいける第93回クルーズに「今しかない!」と仕事を辞めて乗船。船内では、これまた「ずっと喋りたかった」英語を学ぶプログラム「Global English Training(通称GET)」に参加し、その様子を綴ってくれました。

ずっと思っていた「英語で喋りたい」を現実に

私は乗船を決めるずっと前から「英語で喋りたい‼」という想いはあったけど、なかなか行動に移すことができず、どうしていいかもわからず長年ぐだぐだしていました。
そして、今回乗船を決めてからもGETを受講しようか悩んで、でもどうせ地球一周するならやってみよう‼ と思い、英語のグループレッスンの受講を決めました。

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受講してみての率直な感想は、「本当に良かった‼」他にどう表現したらいいかわからないけど、受講して本当に良かったです。

なぜ良かったと思ったのか?一番の理由は、「ピースボートの中」という環境だと思ってます。

船の中では英語が飛び交っているし、授業はほとんどが日本語が話せない先生が行います。

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船内は、英語が使えるチャンスが盛りだくさん

私は初級クラスなので、最初授業が始まったとき、全部が英語でおこなわれるということがかなりしんどかったです。でも、続けていくうちに、どんどん英語が聞こえるようになっていくことを実感しました。

授業では、会話で使える英語をメインに学びます。書くことももちろんするけれど、圧倒的に多くの時間を、話すことに使います。発音や単語がわからないときは、その場で確認すると、先生が分かりやすい単語に言い換えてくれます。

また、レストランでサーブしてくれたり、ハウスキーピングをしてくれるクルーの公用語は英語です。朝起きてから夜寝るまで、至るところで英語を耳にします。先生たちも同じ船に乗って生活をともにしており、船内のあちこちで顔を合わせるので、授業以外でも、英語を使える場面がたくさんある。

つまり、授業でインプットしたことをアウトプットできる場面がたくさんある環境なのです。これは、日本の英会話教室ではなかなかないことなのかなぁと思ってます。

英語やスペイン語を使って行われるイベントもたくさんあります。「GET Language Olympics」「All English/Espanol Day」「GET projects」「GET speech festival」「先生たちの自主企画」。これらのイベントに参加することによって、楽しみながら英語に取り組むことができました。

「英語を使って目的を達成する」経験ができた

中でも印象に残っているのはspeech festivalです。話すテーマは自由で、話したいことを自分で決め、文章をつくり、スピーチします。何を話そうか悩んだ末に、私は地元の奈良について話しました。

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参加は自由。わたしは参加すると決めたものの、英語での作文がなかなかできず、コーチの先生に色々アドバイスをいただきながら成し遂げました。また、もともと人前で何かするということが苦手で、なんで参加したんだろう?と悩むこともありましたが、終わってみると参加して良かったなぁと思います。

それは、実際に自分が辞書を駆使して書いた文章を直してもらい、「あ、この単語を使ったらいいんだ」「この熟語でいいんだ」といった、難しい単語、表現を使わなくても文章はつくれるし、表現できると知れたこと。

もともと持っていた「英語で話したい」「伝えたい」という思いがあってそれを2分間という短い時間の中でも実現できたからだと思います。

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また、「GET project」も貴重なチャレンジでした。こちらは、先生たちが用意した8個のチームから自分がやってみたいところに参加するもので、私はshadow puppetry(影絵)に参加しました。「GET project」にはGET受講生以外も参加でき、集まったメンバーで一から作品を作り上げていきます。

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担当の先生は、もちろん日本語を話しません。メンバー同士で話をするときは日本語でも、先生に何かを伝えるときは英語で話さないと伝わらないので、大変でした。

チームの中で、私はナレーターに挑戦しました。もちろん英語でのナレーションです。先生から発音のアドバイスを受け、なんとかやりきることができました。言葉の壁だけでなく、色々な年齢層の方がいることによるギャップなど、大変な面ももちろんあったけど、そのぶん、最後の発表会が終わったあとはすごい達成感を得ることができました。
英語を話すために英語を学ぶのではなく、英語を使って何かを達成する、というさまざまな機会を通して、私がGETを通じて得たもの、感じたことは、こんなことです。
まず、英語に対する抵抗がなくなりました。個人的に1番大きな成果です。そして、英語を聞けるようになったこと。まだまだわからない単語はたくさんあるけど、乗船前に比べて英語が聞き取れるようになったと実感してます。
日本で同じ環境に身を置くのは難しいと思います。でも、英語に触れる機会をつくるのは、自分自身の行動次第だと思うので、今後も続けていきたいと思ってます。
(取材・写真・文/東入來智佳、松田咲香、浅倉彩 編集/浅倉彩)

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