ピースボートデッキ > COLUMN > ピースボートのデッキから見えた美しい光景10選―前半編―~トラベルライターの世界一周 船旅日記~
firstsunrise
コラム
COLUMN Vol.006
2017/01/22
ピースボートのデッキから見えた美しい光景10選―前半編―~トラベルライターの世界一周 船旅日記~

 

水平線まで続く大海原を行くピースボートクルーズは、寄港地の多彩さもさることながら、長い洋上生活にも魅力がつまっています。そのひとつが、デッキから見える美しい光景の数々。

海は空の月や太陽、雲を写し、風に吹かれて刻一刻と表情を変えます。ときおり姿を見せるイルカやトビウオは、私たちの目が届かない、いのちあふれる海の中へと想像をかきたててくれます。ゆったりとうねりながら地球を覆う青い海をぼーっと眺める時間は、最高の贅沢です。

第93回クルーズの前半で、太平洋とインド洋を渡ったオーシャンドリーム号。横浜からケープタウンまでの34日間を、デッキから撮った写真とともに振り返ります。

 

1.手が届きそうなほど近くにある虹 12月21日

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ふとデッキに出ると、霧雨に太陽の光があたり、手を伸ばせば届きそうなほど近くに虹がかかっていました。

 

2.赤道 12月24日

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日本時間の12月24日午前1時15分。この日は1時間の時差調整があったので、船時間では0時15分に、赤道を通過しました。北緯0度の決定的瞬間!

 

3.海に沈む夕日 12月29日

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雲をピンク色に染め、海に光の道をつくりながら太陽が沈みました。毎日のようにこんな光景を眺めることができます。

 

4.イルカがジャンプでお出迎え@モーリシャス島 12月30日

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夜明けとともに、シンガポール出港から数えて10日ぶりの陸地がすぐそこに近づいた頃。朝日と着岸を待っていた私たちを、二頭のイルカがジャンプでお出迎えしてくれました。

 

5.インド洋に浮かぶレユニオン島にかかる虹 12月31日

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フランスの海外県であるレユニオン島は、優美な建築物が立ち並び多様性に富んだ人々が暮らす島です。出港の時間となり、島との別れを惜しむ私たちに、ダブルレインボーのサプライズ。

 

6.海から登った初日の出 1月1日

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2017年が始まる日、インド洋は晴天に恵まれ、すばらしい初日の出を拝むことができました。ひとめ見ようと集まった多くのパッセンジャーは、そろって水平線から届いた金色の光に照らされていました。

 

7.波しぶきに浮かんだ彩雲 1月8日

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風が強い日は、船体にあたった波が水しぶきになって飛んでいきます。そこに太陽の光があたると、水しぶきが集まってできた小さな雲が、ほんの一瞬、虹色に輝きます。

 

8.ケープタウンの夜明け 1月11日

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多くの港を旅してきた船長が、最も美しく好きな港のひとつと語るケープタウンの港に入港した夜と朝の間。オレンジから濃紺へのグラデーションを描く空を、海が鏡のように写していました。

 

9.サンセットとともに登った満月 1月12日

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満月の日は、太陽が西の海に沈むのと同時に東の海から月が登ります。太陽が沈んだばかりで空はほのかに明るく、ピンクと薄紫に塗り分けられた雲の間に、真珠のような満月が現れました。

 

10.グリーンフラッシュ 1月13日

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日の出や日の入りで、太陽のふちと水平線が重なる部分が一瞬緑色に光るグリーンフラッシュ現象。水平線に雲がないことなど、さまざまな条件が重ならないと見えないもので、見たら幸せになると言われています。
今回カメラにおさめて紹介できたのは、海の毎日のほんの一部。場所やタイミング次第で、いくらでも多様なシーンを見ることができます。そして、たとえ見る人がいなくても、大自然は毎秒、美しい光景を繰り広げています。その光景を、その気になればいつでもいつまでも眺められる。海をわたる船旅の魅力は尽きることがありません。
(写真・文/浅倉彩写真提供/東入來智佳(2)、松田咲香(10)

 

PROFILE
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浅倉 彩(トラベルライター)
エディター、フォトライター、クリエイティブプランナー。東京と沖縄を拠点に世界で活動中。スローフードユースネットワーク東京共同代表。(株)TABIPPOとピースボートのコラボ企画「TRAVELERS BOAT」の船上編集長として、第93回クルーズに乗船。


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