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レポート
REPORT Vol.017
2017/02/19
インド洋の宝石 モーリシャス共和国でダイビング【ピースボートの旅ブログ】

 

ピースボート第93回クルーズは、南半球を船でめぐる世界一周の旅。本シリーズ「ピースボートの旅ブログ」では、仲間とともに船上生活や寄港地トリップを楽しんでいる真っ最中のパッセンジャーが、世界に飛び込み、自分の目で見て、こころで感じたあれこれを綴ります。

matsuri

まつりこと祭灯俊龍さんは、航空機の整備士の仕事を退職し、「この1年はとにかく海外に行きたい」という最初の旅にピースボートクルーズを選びました。やりたいこと基準でお金を稼ぐライフスタイルを目指し、第93回クルーズではやりたいことのひとつでもある「文章を書くこと」にチャレンジしています。

インド洋の宝石 モーリシャス共和国でダイビング

ピースボート第93回クルーズ3ヶ所目の寄港地はモーリシャス共和国のポートルイス港。

モーリシャスでは、スキューバダイビングをすると決めていた。ガイドブックを見るとダイビングスポットは島の北部に少しと残りは南西部に集中していて、ポートルイス港はちょうどその中間に位置していたので寄港当日にタクシーの運転手さんと相談してダイビングスポットを探すことに。またダイビングの事前予約をせず「突撃!となりのダイビングショップ」状態だったので、万が一に備えてビーチでも泳げるように水着とシュノーケリンググッズを持参して出発。

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実際に運転手さんと相談してみると、車で北西に1時間ほどの距離にあるグランドベイというビーチ付近がいいということになり、ダイビングショップを探すことに。

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いざ探し始めてみると何軒も断られてしまい、最後のお店でシュノーケリングスポットまでボートで行くツアープランなら空いているということで、ダイビングは諦めることにした。
だがしかし、お会計をしている途中でラッキーなことにお昼からのダイビングが空いたので、午前にシュノーケリング・午後にダイビング各1時間というプランで行くことができた!!

【参考代金】
▼シュノーケリング
1,000モーリシャスルピー(日本円で約3,000円)

▼ダイビング
2,500モーリシャスルピー(日本円で約7,500円)
※道具のレンタル代金込み

シュノーケリングで魚とたわむれる
ビーチから海底が覗けるグラスボートに乗ること10分、水深2~3mのシュノーケリングスポットに到着。
船頭さんがパンで魚の群れを集めてからシュノーケリング開始。

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船底がガラスになっていて移動中もサンゴを見ることができた。

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見ることができたのはシマシマと黒ブチ模様の2種類の魚。近寄っても全く気にせず、ずっと自分たちの周りを囲んで泳いで楽しませてくれた。その代わりか他の魚は寄ってこなかったが・・・(笑)

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泳ぎ疲れたら、浮き輪につかまって一休み。浮いて波に揺られながら景色を見ているだけでもすごくリラックスできて気持ちよかった。

tobikomi

ボートから飛び込みするも良し。

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シュノーケリングから遊び疲れて帰ってくると、ビーチで骨抜きになっている犬たちがお出迎え(笑)。リゾートでスローライフ送っている気分になれるお気に入りの1枚。
ダイビングで水中散歩

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誰もダイビングのライセンスを持っていないので、練習をしてから本番へ。ダイビングスポットはシュノーケルスポットよりも沖で、水深は感覚で10~15m程。パートナーのダイバーさんに支えてもらいながら水中探索をした。

水深が深くなると耳が痛くなると友達から聞いていたので、潜っている最中耳抜きにばかり集中していたら息苦しくなってきた。「なんでだろう?」と思ったら呼吸するのを忘れているだけだったり、自分は左に行きたいのにインストラクターに右に引っ張られて焦ったりとしっかりビギナーを堪能してきた(笑)。

練習からサポートがばっちりなので水中で会話できなくても安心。

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普段、息継ぎも泳ぎも全くできなくて海に入るまで「死んじゃうかも」って怖がっていた友達も、ダイビングなら息継ぎも激しく泳ぐこともないのでゆったりと楽しめたようだ。

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最初に発見したサンゴに集まる小魚の群れ。

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沖縄でも見かけた気がするチョウチョウウオを見つけてなんだか感動してしまった。
サンゴの隙間を住み処にしているシャコガイ、これ以上大きくなろうとしたらどうなるんだろう?サンゴが割れるのかシャコガイが割れるのか・・・。

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岩の陰でせわしなく動いていた赤い魚の群れ、元気すぎてなかなかピントが合わなかった(汗)。

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日本の海でも会えるイソベラさん、ここにも親戚らしき魚がいて驚き。

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この日は、水が若干にごり気味だったけど、そのぶん魚が海と一体化している雰囲気の写真が撮れた。

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砂に擬態していたカレイを、ダイバーさんは一瞬で発見!手で触るまで隠れられているつもりだったらしく、触った瞬間にささっと逃げていった(笑)。

モノクロのコントラストが綺麗なスズメダイの仲間、小さいけど怖いもの知らずに寄ってくる。

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楽しかったダイビングも時間がきたのでこれにて終了。短い時間だったけれど、広範囲を泳いで見ることができたので十分満足!みんなも楽しめたようで笑顔いっぱいの帰路。

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そして帰ってくるとやっぱり犬が寝てる・・・暇か・・・。

まとめ
海好きなら1度は行ってみたいモーリシャスの海で初ダイビングできたのは、最高に嬉しい思い出になった。
片言の英語しか話せないのでダイビングのレクチャーが理解できるか不安もあったけど、ジェスチャーと実践で分かりやすく教えてもらえたのでなんとか生きて帰ってくることができたのでひと安心。
僕はふだん、沖縄の石垣島や伊豆、八丈島など日本の海で泳ぐことが多く、潜った時に見えるのは濃い青や黒い岩礁から海藻が生えている景色が多い。
対称的に、モーリシャスの海の中は(透明度が低い日だったけれど)水色の淡いパステルカラーがとても素敵で、魚が海に溶け込んでいるような一体感を感じられる風景が印象的だった。また、グランドベイのサンゴ礁は硬いサンゴがメインで海底の立体的な造形も楽しめた。
日本ではハネムーン旅行で訪れる人が多いということなので、次回はお嫁さんができたら行ってみたい・・・(いつになることやら笑)

(取材・写真・文/祭灯俊龍  編集/浅倉彩)

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