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北欧の市場を巡って見えたきた、フィンランド、スウェーデン、ノルウェーの魅力【ピースボートの旅ブログ】
ピースボート第94回クルーズは、北欧を周りながら地球一周する105日間の船旅。「ピースボートの旅ブログ」では、世界一周団体TABIPPOとピースボートのコラボ船上プログラム「TRAVELERS BOAT」のメンバーが、寄港地や船旅の様子を感じたままにお伝えします。
千葉県流山出身、現在大学を休学して乗船している『こやま』こと小山涼子さん(21)は、姉の小山雪乃さん(25)と姉妹で乗船しています。
アウトドアが大好きなお父さんの影響で、小さい頃からキャンプや旅行が大好きだという涼子さん。 2016年の8月から2017年3月末までカナダのバンクーバーで楽しい留学生活を送り、海外が大好きだと改めて実感。色んな人種や国籍の人が沢山いるバンクーバーは、それまで外国の友達すらいなかった彼女にとってはとても刺激的で、もっともっと世界中の人とお話しをして、色んな話が聞きたいと思うようになったそうです。
世界一周に行くきっかけとなったのは、姉である雪乃さんの「世界一周に行こう!」の一言。
お姉さんと一緒に船に乗りながら、離脱を駆使して世界一周をしている涼子さんは、船の上にはシニアの方や日本以外の国籍の方、また日本での日常生活ではあまり関わる機会を持たない人たちが沢山乗っていることにピースボートの良さを感じています。
そんな彼女は、94回クルーズのハイライトでもある北欧を訪れる中で、それぞれの国の魅力を「市場」を通して見つけてきた様子。
さて、彼女が見つけた魅力とは一体どんなものだったのでしょうか。

 

koyama(PB)

 

みなさんは北欧と聞いたら何を思い浮かべますか?
かわいらしい雑貨やおしゃれな街並みという人もいれば、オーロラや先住民族特有の個性的な文化を思いつく人もいるかもしれません。では、北欧の国ごとの印象を聞かれた場合はいかがでしょうか。私の場合、「北欧」という言葉で一括りにしてしまいがちで、一つ一つの国で大きな違いはないのかな、なんて思っていました。
ですが今回ピースボートで北欧の国々を周ってみて、国ごとに個性溢れる魅力が沢山詰まっていることに気付いたのです!
様々な観点からそれぞれの違いを楽しむことができたのですが、今回は私の大好きな「市場」をテーマに発見した各国の特徴についてご紹介します。

 

雑貨がとっても可愛いヘルシンキの市場

日本でも大人気のアニメ作品「ムーミンシリーズ」や、実在する食堂をモデルにした映画作品「かもめ食堂」の舞台として知名度も高いフィンランドのヘルシンキ。船から港に出ると、まるまるとした沢山の可愛らしいかもめたちが私たちをお出迎えしてくれました。
そんなヘルシンキの市場は港のターミナルから徒歩3分程と、とても好立地。様々な船が止まる横に真っ白なテントがいくつも立ち並ぶ様子は、活気あふれる港町の市場そのものでした。
ヘルシンキの市場に到着した時に感じた最初の印象は、洋服やアクセサリー、雑貨や毛皮製品など食料品以外の品物が豊富に取り揃えられているというところです。

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まず目に入ってきたのは、「フィンランドといえば!」のムーミングッズ。マーケット中にムーミンシリーズの様々なグッズが販売されていました。

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ムーミン以外にも、フィンランド独特のゆるかわいいキャラクターの雑貨も沢山ありました。なかには北欧らしいヘラジカの絵も。どこか柔らかい顔をしたヘラジカは見ていてとっても可愛らしかったです。
こういったゆるかわいいキャラクターの絵は、3カ国巡った中でもフィンランドでしか見かけませんでした。

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次に見つけたのは、フィンランドの国旗をモチーフにしたマグネットや置物。実はこれ、すべてハンドメイドだそうです。じっくり見てみるとひとつひとつの絵が若干違うことに驚きます。

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個性的な洋服やアクセサリーも多く並んでいました。こちらもマグネットや置物と同様、1つ1つ地元の方の手作りなのだそうです。

 

フルーツもお肉もお魚も、何でも揃うストックホルムの市場

北欧の代表的な港町、スウェーデンのストックホルム。都市部と豊かな自然が心地よく融合するこの街は、港を囲むように歴史的建造物やショッピング街、アミューズメント施設などが広がり観光地としてもとても魅力的でした。
そんなストックホルムの市場は港から街の中心部へ車で約15分。

メインのマーケットは建物の中にあるのですが、外側にも野菜や果物を中心としたミニマーケットが展開していました。

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新鮮そうな野菜や果物が沢山並べられていました。この量で一パック10スウェーデン・クローネ(約$1)はお買い得!
屋内にあるメイン市場は地元の人の台所と言われるほど、とにかく種類がたくさん!
肉や魚はもちろん、野菜、果物、コーヒー豆や茶葉、チーズやミルクなどの乳製品、お菓子やデザートなどもあり、ここにくればなんでも揃ってしまいそうです。

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ブロックで売られる肉や魚。日本の市場で見るよりも1ブロックがとても大きかったです。

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壁一面に並べられる缶の中身はブレンドされた茶葉の数々。種類が多すぎて目移りしてしまいます。

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魚介コーナーでは、市場に並んでいる食材を使ったお惣菜なども販売されていて、マーケット横の空きスペースで小腹を満たすなんてこともできちゃいます。
この日も地元の人たちで飲食エリアは賑わっていました。地元の人の台所だけでなく、ダイニングでもあるのかもしれません。

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マーケットの突き当りに位置するレストラン「Kajsas Fisk」では地元の魚介をふんだんに使ったスープを味わうことができました。

 

海の幸の宝庫!ベルゲンの市場

ノルウェーの西側に位置する港町ベルゲンは世界遺産「ブリッケン」をはじめ、昔ながらの街並みや雰囲気が残るのどかな街でした。
そんなベルゲンの市場は港から徒歩約10分。港と都市部に挟まれるように位置しており、たくさんの観光客で活気にあふれていました。
この市場の見どころは何といっても海鮮食材!地元でとれた新鮮な海の幸がたくさん並んでいました。

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日本でも有名なノルウェーサーモンをはじめ、新鮮な魚介がずらり。

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新鮮な食材が並ぶ横からおいしそうな匂いが…。売り場の奥にはキッチンが併設されており、取れたての食材をその場で調理してくれます。

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販売員のお兄さんたちはとっても威勢が良くて、しかも見事な手さばきで調理をしている姿がカッコよかったです。

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海鮮が多く並ぶ中、目に入ってきたのがムースのカルパス。ムースは北欧の国ではよく知られているトナカイに似た動物。日本ではめったに見かけないのでお土産に喜ばれるかもしれません。

 

3カ国の市場を比べてみえてきた、各国の魅力

今回訪れた北欧の3カ国、フィンランド、スウェーデン、ノルウェー。今まで私の中で「北欧」という言葉でまとめられていた3カ国でしたが、自分の足で実際に訪れ、「市場」というテーマを通して比較してみると、それぞれの国のおもしろい特色が見えてきました。

 

フィンランド
ヘルシンキはムーミンなどの個性豊かなキャラクターが知られているからか、港に近い市場なのにも関わらず魚介類などの食べ物よりも、雑貨類が多く並んでいました。しかもその多くがハンドメイドと、作り手のオリジナリティ溢れるものばかり。お土産にぴったりの物が見つかるかもしれません?!
スウェーデン
ストックホルムの市場は観光地でもある街の中心にあるため、フィンランドやノルウェーと比較して、きれいで洗練されていて品数も豊富。そして何より何でも揃うのが大きな特徴かもしれません。地元の人たちに混ざって市場でご飯を食べてみるのも良い思い出になりそう。
ノルウェー
日本でも大人気のノルウェーサーモンの生産地なだけあり、魚介類や海鮮加工品が中心の市場となっていて、併設されたレストランには新鮮な魚介を味わう地元の人や観光客で賑わっていましたた。ベルゲンの景色を眺めながら新鮮は海産物が食べられるのは、ベルゲンの市場ならではでした。

 

一見似ているようで、実はそれぞれ異なった魅力をもつ北欧の国々。市場を比較しただけでもこれだけの違いがありました。どれも違って、どれもとっても魅力的!
次回訪れるときはどんな魅力を発見できるのか、楽しみです!
(取材・文・写真/小山涼子 編集・写真提供/原田ゆみ)