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世界一周クルーズに「乗りたい」から「絶対乗る」に変わった9日間【ショートクルーズインタビュー】
高校を卒業して進路に迷っていて乗船したピースボートの2017年春ショートクルーズ。もともと第99回地球一周クルーズに参加予定で、今回ショートクルーズにも乗ることを選んだ油谷彩恵さん(18歳)。9日間で起きた自身の変化を語ってくれました。

 

フィジーの先輩に教えてもらったピースボートの旅

船内見学会のときから思っていたんですが、船が想像以上に豪華でした。さらに乗船初日のディナーでは、相席した人が誕生日で、ケーキを分けてもらえたんです。こういったサービスがあることは乗るまで知りませんでした。

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船に乗るまでは、不安で仕方なかった

――全く知らない人たちと船に乗るのに不安はなかったのですか?
 
最初は本当に不安で、初日に部屋に入ってもまだ誰もいなかったので、すぐに近くのスタッフのところに駆け寄るくらいで。でも今では一緒に寄港地をまわる友達ができたんです。
 
――船の中ではどのように過ごしているの?
 
部屋から出ていることが多いかな。せっかくピースボートに乗っているので、いろんな人の話を聞きに行こうかなと思って。毎朝7時には起きています。
 
――もともとそういう活発な性格だったの?
 
今は高校を卒業して進路を迷っている時期でもあって、どこか変わりたいなと思っているんです。でも変え方がわからないから、いろんな人と出会って、その人たちから学びたいなと思っているんです。ですので、今回は寄港地よりも、人と出会って自分を成長させようという目的で乗りました。

 

日本にいるときにはなかった素敵な出会いの連続

――実際にこの数日間はどうですか?
 
進路について悩んでいるという話をしたら、先輩たちは人それぞれ意見が違うけど、やりたいことをやって輝いているから本当にかっこいい。そしてみんな旅が好きで、同じ方向を向いているから、本当に話がしやすい。今までこういった人がまわりにはいなかったので、本当にピースボートに乗ってよかったです。

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――自分のモヤモヤは消えた?
 
モヤモヤは消えてはないし、今も悩んでいるんですけど、この9日間の船旅が成長につながっているという実感はあります。
 
――9日間とはいえ、いろんな人と交流できているんですね。
 
相談しているのは若い先輩ばかりだったのですが、寄港地の博多ではシニアの方と一緒に太宰府天満宮に行きました。オプショナルツアーに申し込んでいなくて不安だったので、まさかこういう出会いがある有意義な旅になるとは思っていませんでした。
 
――ピースボートの旅の良さは、どんなところだと思う?
 
寄港地までの洋上で丸一日も自由な時間もあるんです。前までの自分なら部屋に引きこもっていたかもしれないけど、せっかくなら部屋を出てみようと動き出している自分がいて。たった数日でもここまで変われたのは、ピースボートの旅ならではと思います。

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ショートクルーズを経験して見えてきた地球一周クルーズ

――今回のショートクルーズを終えると、来年の第99回地球一周クルーズが待っているわけですが。
 
「乗りたい」から「絶対乗る」に変わりました。寄港地はもちろんだけど、今のような時間が10倍続くと思うと、楽しみで仕方がないです。本当に充実した時間です。
 
――帰ったらご両親になんと伝えたい?
 
遊びだけじゃないんだよ、と。ピースボートは寄港地を楽しむだけじゃなくて、本当に自分を成長させてくれる場所ということを伝えたいです。

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――最後に、同年代や同じような悩みを持っている人に向けて
 
高校卒業したときはやっぱりお金もないと思うんです。だけど、ボランティアスタッフとしての乗り方もできるし、やりたいことはやりたいうちにやったほうがいいと思います。私のように、不安は絶対にあるもの。でも不安が大きかった分、それは喜びに変わると思います。
(取材・編集・写真/山下祥 写真提供/油谷彩恵)