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【リアルパッセンジャーレポート】29歳、元OL。 人生に悩んだ私の心に響いた言葉10選
ついに世界一周の旅を終え、横浜港に帰港したピースボート第92回クルーズ。世界一周団体TABIPPOとピースボートのコラボ船上プログラム「TRAVELERS BOAT」の参加メンバーがお届けする「リアルパッセンジャーレポート」も、本記事が最終回となります。旅を終えたばかりの今しか書けないフレッシュなレポートを、どうぞご覧ください!

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リアルパッセンジャーレポート最終回を書いてくれたはらちゃんこと原田ゆみさんは、大阪生まれ大阪育ちの28歳。高校2年生の時にニュージーランドへ1年間留学したことがきっかけで海外に興味を持ち始め、就職後もロンドン、カンボジア、インド等、定期的に旅をしながら生きてきました。6年半のOL生活の後、関西ベースLCCの客室乗務員に転職。29歳になる今年、「自分の人生このままでいいのか」と悩みの壁にぶつかっている時、ピースボートセンターで行われた、四角大輔さんとTABIPPO清水直哉さんのトークイベントに参加しました。これをきっかけに「もっと色んな人、世界、価値観に触れたい」と心の中の声に気づき、会社を退職して乗船を決意。旅に出るなら自分の感じたことを沢山の人に発信していきたいと、リアルパッセンジャーズレポート第1回では「ジャグリングの世界チャンピオンからもらった忘れたくない言葉たち」 第2回では「浴衣でお出かけ♬ in マルタ島」 第8回では「私たちが水平線と語り合ったこと。」 を届けてくれました。
はらちゃんが、たくさんの人や出来事との出会いが詰まった108日間の船旅を振り返って記した「心に響いた言葉10選」。どうぞご覧ください。

 

「物事は肯定からしか始まらない。」by 水先案内人 ちゃんへん.さん

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これまで、自分を認めることがあまりできなかった私にとって「はっ」とさせられるような言葉だった。
自分を否定していても何も変わらない。まず自分を受け入れて、肯定してから生きていこう。
自分自身を認めて、初めて前に進んで行くことができる。

 

「Today is my life ~今日こそが人生~」by ピースボートスタッフ(地球を旅するカフェオーナー) 市川夏沙さん

「今日を大切に生きているのか?」
この言葉を受けて自分自身に問いただした。二度と戻らない毎日を、大切に生きよう。

 

「Don’t think, feel! ~考えるな。感じろ!~」by 水先案内人 四角大輔さん

ついつい頭で考えてしまう私。
この言葉を聞いた瞬間から、感性をフルにして、物事全てを心で感じ切ろうと思えた。

 

「自信なんかない。ただ、動き続けた。」by 水先案内人 山川咲さん、四角大輔さん

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完全オーダーメイドの結婚式をコーディネートする株式会社CRAZYを起業した山川咲さん。自分自身を貫き、ニュージーランドの森へ移住し、世界中で移動生活を送る四角大輔さん。夢を叶えた水先案内人の二人がこう語ってくれた。
私はこの二人に憧れ、どうやったら二人のようになれるのか、どうやったら自分を信じて前に進めるのか模索し続けてきた。
この言葉は、抜け出せない「自信がない」スパイラルから私を解放してくれた。

 

「人生は失い続けるもの。」by 山川咲さん

手にした夢。大切な人。築きあげてきたものを失う時はいつか来る。
でも、また手繰り寄せて前に進んで行く。
大切な人を失い、自分さえも見失い、このままではいけないと、これまで積み上げてきたものを捨ててこの船に乗ることを選んだ私は、この言葉に納得した。
長らく失ったことの悲しみから抜け出せなかったけれど、この言葉を聞いて、悲しみというマイナスな感情も全て感じ取り、前を向いて進んでいこうと思えた。

 

「生まれ持ったもの全てを使い切って生きる。」by 水先案内人 ドラゴン76さん

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芸術を通して、世界観を表現するドラゴン76さん。
彼のこの言葉を聞いて、彼の作品の凄さの理由がよくわかった。
彼は、自分の持っている全てのものを芸術に注いでいる。

私も、これからの人生、自分が持っているものをフル活用して生きていきたい。

 

「瞳に涙がなければ、心に虹はかからない。命のままに、感情のままに。」by 水先案内人 テンダー

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心を豊かにするために、マイナスの感情も、プラスの感情も全て感じとること。
楽しいのなら、笑えばいい。悲しいのなら、涙を流せばいい。
泣くことを我慢してしまうと、心が渇ききって何も感じなくなってしまうかもしれない。
涙が出るということは、心が豊かな虹色をしている証拠だと思えた。

 

「あしたは明るい。」by パッセンジャー 谷口千尋

初めての船内イベントで共に実行委員をしたことで知り合った千尋ちゃん(上写真左)。トラベラーズボートの企画に出演してもらうためにインタビューした際、彼女が教えてくれたのがこの言葉だった。
今日、たとえ悲しくて辛い出来事に見舞われたとしても、明日は必ずやってくる。
「明るい日」と書いて明日。
辛くて泣ける日でも、この言葉のおかげで元気になれる気がする。

 

「やれば出来る。願いは叶う。」by パッセンジャー ラハージ・多喜央・ダン

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洋上大運動会では団長を務めるなど、船内でひと際目立つ存在の彼。
そんな彼の大切にしている言葉がこの言葉だという。
人生に失敗はない。何度も何度も挑戦し続ければ、必ず願いを果たすことができる。この言葉が、「失敗しても何度でも立ち上がっていこう」と背中を押してくれる。

 

どうなりたいか。ではなく、どうありたいか。by TABIPPO代表 清水直哉

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この言葉を聞いて、改めて自分自身に問いかけた。「どうありたいか」
どういう状態の自分でありたいのか。何を大切にしながら生きていきたいのか。
この問いかけに対し私が出した答えは、大きなとまり木のように、自分の大切な人たちの心が休まる存在でありたいと思う。

 

旅が終わった今、振り返れば多くの人の言葉に心を動かされ、気づき、涙を流した船旅だった。自分自身と向き合い、時に自分が何者なのかわからなくなった。
やりたいことはあるけれど、自信を持てず、頭だけで考えて動けずにいた。
でもこの言葉たちとの出会いがあったから、覚悟を決めて、前を向いて進んでいこうと心から思えた。
大切な言葉たちを胸に、船を降りてからの人生も歩み続けていきたい。

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(取材・文/原田ゆみ 編集/浅倉彩 写真提供/原田ゆみ)